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ブリュッセルの南約100km、フランスとの国境に位置するシメイの町に近いこの修道院では修道士たちが濃いアンバーからルビー色までそれぞれ異なったフルーティーな芳香と味覚とアルコール度数の3種類の特徴にあふれたビールを醸造しています。
スクールモン修道院(シメイ)はこちらです
この地域は環境保護地域に指定され、広葉樹の森、牧草地、川、なだらかな草原が織り成って、まるで天国のような景色を作り上げています。森、牧草、何本もの川の織りなすシメイは昔から酪農の地です。そしてミルクができれば、おのずと人はチーズを作ります。
1876年以来、 スクールモンの丘のトラピストの僧達は、自家牧場で飼育される牛からしぼられた高品質のミルクを使って、修道院の蔵で熟成させて作る、セミハードタイプのチーズ製造の秘密を再発見しました。神父の指導のもとにチーズは近くの酪農場で生産されるようになりますが、熟成は修道院のカーヴで行われていました。
修道院のチーズとしてわずかに生産されていたシメイ・チーズですが、1980年、約320の農場が集まる協同組合に属する農場とトラピスト神父が共同で、協同組合を設立して「シメイ・トラピスト・チーズ」の管理をするようになりました。
今日、シメイチーズは地元でとれるミルクだけを使って、トラピスト僧によって近代化された製造設備で生産されています。
技術が伝統と合体して通をうならせるチーズができたのです。 |