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HOME >>店主のベルギー訪問記>>その3>>第3日目


第三日目 2001年11月5日(月)

ブルージュ〜ローデンバッハ醸造所へ


鐘楼からみたブルージュの街

今日も午前6時半起床。8時半頃ホテルを出発した。今日から木屋も仕事が始まっており心配だ。しかし今日のメインは初めて訪れるローデンバッハ醸造所。とても楽しみだ。
9:04発オステンド行きの列車に乗る。こちらも平日のため、今までに経験した事の無いほど大勢の乗客が乗降している。
10時過ぎにブルージュ到着。前回来た時よりずいぶん綺麗になっていた。道はもう分かっているのでそのままマルクト広場へ。何度来ても美しい街だ。まず隣接するブルグ広場のインフォメーションで両替をしたあと、鐘楼に登ってみる事に。ブルージュにくるのは3度目だが、ここに登るのは初めて。366段の石の階段は結構こたえたが、のぼりつめるとそこにはとっておきのごほうびがあった。360度ブルージュの美しい街並みが一望でき、大旦那も満足そうだった。そうしているうちにローデンバッハでの約束の時間が近づいてきたので、急いでブルージュを後にした。

12:07発の列車でルースラーレへ。どんどん田舎の風景に変わっていく。12:40無事到着。インフォメーションも無いようなので、駅前の地図にしたがって探すがなかなか見つからない。さんざん迷っているうちに時間がなくなってしまい、結局昼食もとれずじまいだった。


実際、醸造所は駅から20分くらいの場所にあった。訪問者用のホールは最近改装されたようでとても綺麗になっていた。さっそく中に入ってみる。応対の男性が言うには、案内が30分くらい遅れているのでここで待っていて欲しいとのこと。ちょうど前の団体が食事をしていたので私たちも、と頼むが予約が無いとダメだと断られてしまった。残念だったが仕方が無いのでホールの中を物色する事に。
このホールの壁には歴代のローデンバッハ当主の顔写真がその功績と共にかざってある。あのアレキサンダー・ローデンバッハのものももちろんあった。ここでは昔の古い建物を残しつつ、内部だけ綺麗に改装されている。

待つこと約1時間。ようやく呼ばれてとなりの部屋へ。ここで今日の案内役であるナンシーさん、また一緒に見学する事になっている20人ほどのオランダ人団体と合流した。
時間の都合でツアー終了後にテイスティングができないとのことで、さっそくここでローデンバッハ・グランクリュのティスティング。現地で飲むローデンバッハはまた格別の味わいだ。
ビールを味わいながらローデンバッハのビデオ上映。オランダ語なので言葉はさっぱりわからないが、英語のテロップが出ていたのでなんとなく理解する事ができた。ここでは一緒に周るオランダ人の人たちに私たちの紹介があった。皆口々に「ヤポーン」「トーキョー」などといっている。こちらも「どうもどうも」と頭を下げコミュニケーションをとった。ザ・日本人を感ずる一瞬であった。

ビデオ上映の後いよいよ醸造所内の見学。まずはかつて150年もの間麦芽を造っていたという製麦所へ。現在は綺麗に改装され、製麦の工程が良く分かる博物館になっている。製麦釜の中に入れるようになっており、とても分かりやすい。その後発酵槽、エレベーターで上に上がるといよいよ例のオーク樽。これが一番見たかったものだ。しかしすごい、圧巻。すごい数のオーク樽が順序良く並んでいる。皆天井まであるようなものばかりだ。残念ながら解説はオランダ語なので良くわからないが、見るだけでも充分に価値のあるものだった。ローデンバッハのあの素晴らしいキャラクターはこのオーク樽によってもたらされるのだ。

途中オーク樽制作のミニビデオを見る。このローデンバッハ醸造所では樽を造る桶大工までがいる。
細長い板をカンナで削って、板と板の間には藁のようなものを挟み込む。そしてタガで止める。とても熟練を要する仕事だ。その後の行程では実際に樽を造っている現場を見ることができた。後は古いオーク樽の中を順番に歩き、出発したホールへ向かった。最後の樽はなんと294番だった。

さきほどは気がつかなかったがこのホールではローデンバッハのグッズも販売していた。はじめて見るクラシックの大瓶、見たことのないグラス、旗などを買いこんでナンシーさんにご挨拶。二人分のツアー料金200BF(安い)を支払い外に出た。しかし最初の醸造所からすごいものを見せられて興奮してしまう。

正門で記念撮影などして駅に着くとすでに午後4時。ゲントに寄る予定だったが変更してブルージュ経由でブリュッセルに向かった。昼食もとっていないのでお腹はペコペコだった。6時ごろにはブリュッセルに到着。そのままグランプラスへ向かった。夜のグランプラスもとても美しい。観光客で賑わっている。

大旦那のリクエストでムール貝を食べる事になった。ここは定番のシェ・レオンへ。大衆店だがメニューも分かりやすく、気軽に入る事のできる店だ。
しかし夜7時頃だというのにイロ・サクレのどの店も空いている。ベルギーも不景気なのかな。

食後少し歩いて、マネケン・ピス、ジャンネケ・ピスを続けて見学。8時半頃ホテルに戻った。
鐘楼にも登ったしとても疲れた一日だった。しかし醸造所訪問も明日からが本番。今日はぐっすり寝て明日に備えよう。

 

 

 


ローデンバッハの看板

歴代のローデンバッハ当主たち

醸造所内の博物館(旧製麦所)

オーク樽制作の過程


オーク樽の制作室


これがオーク樽

大旦那@ローデンバッハ

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