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HOME >>店主のベルギー訪問記>>その4>>第3日目



第三日目  2002年3月5日(火)

カンティヨン醸造所


綺麗になっていたカンティヨン醸造所の外壁

マッシングタンクで作業するヴァン・ロワさんの息子

煮沸釜

穀物倉

改修されていた穀物倉の屋根

冷却槽


発酵中の樽

6時前に目が覚めた。朝食後朝のグランプラスへ。まだ人も少なく、レストランへの搬入車以外はゆったりとしている。とても気持ちが良い。

徒歩で楽器博物館へ。ブリューゲルの絵に出てくる楽器の解説など見ることができ、とても興味深かった。そのまま王立美術館のアートショップへ。ここでランビックが登場しているブリューゲルの絵葉書など購入、ホテルに戻った。

12時に前回もお世話になった某銀行現地法人の方々と待ち合わせ。シェ・レオンのすぐ前にある、Aux Armes de Bruxelles という落ち着いた雰囲気の店で昼食を取った。

午後からいよいよ目的のカンティヨン醸造所へ。ブリュッセル南駅から徒歩で5分くらい、一度来ているので場所はすぐに分かった。

しかしいきなり驚いたことに外壁が綺麗に塗り替えられていた。中に入るとちょうどマッシュの粕をとりのぞいてトラックで運び出すところでとても忙しそう。入り口にはやはりあのヴァン・ロワさんが6年前と変わらぬ元気そうな顔で迎えてくれた。

行程は説明書に従い自分で回れとのこと。このほうが気楽でじっくり回れるのでとてもよかった。

入り口からまっすぐ奥へ行くとマッシング・タンク。ここで粉砕された麦と湯が混ぜ合わされ麦汁が造り出される。

2階に上がるとすぐに煮沸釜。先ほどの麦汁に古いホップが加えられ煮沸される。煮沸後はホップ粕を取り除いて冷却槽に運ばれる。

さらに進むと穀物倉へ。とても薄暗くひんやりしている。ここに小麦、大麦麦芽、古いホップが保存されている。

ここでまた驚いたことに屋根が改修されていた。以前来たときには、ここでは醸造所固有の微生物などのバランスを崩さぬよう改装なども行わないと聞いていたからだ。後で聞いてみると1年前に改修したとのことだった。

そして先ほどの冷却槽へ。ここに麦汁が入れられる瞬間には人だかりができるほどの重要な場所。部屋いっぱいに赤銅でできた大きな冷却槽がある。煮沸された麦汁はここで空気に触れて冷却される。ここでランビックの発酵に不可欠な野生酵母が麦汁に根付く。

また下の階に降り今度は樽の貯蔵室へ。冷却された麦汁は木樽に移される。

(※カンティヨン醸造所の醸造行程についてはこのほかに写真もたくさんありますので別に詳しくご紹介する機会を作りたいと思います。)

一通り回った後ティスティング。他にも団体客がおり、一緒にグーズ、クリークなどをいただいた。まもなく日本に入ってくるであろう、サン・ランヴィナスはこのとき飲むことができなかった。

最後にクロード夫人の手作りだと言う、グーズ、クリーク、ロゼ・ド・ガンブリヌスを使ったカンティヨン特製のジャムなどを購入、ヴァンロワさんに挨拶をして醸造所を後にした。

その後思い出したことがあり中央駅から徒歩で昨日の ”Bieres Artisanales”へ。往復1時間の道のりだ。ホテルに戻ってビールの梱包などをしているうちに7時半。

7時半に毎回お世話になっているカトリーンさんと待ち合わせをしていたのだ。約4ヶ月ぶりの再会。お互い、こんなに早く会うとは思わなかったね、などと話しながらグランプラスの有名店、ケルダルケ"'t Kelderke"へ。やはり有名店だし場所も抜群に良いのでとても混んでいた。

ここでは以前から興味のあった、"Lapin a la gueuze"(ウサギ肉のグーズ煮こみ)を注文。ビールはセリス・ホワイトの生。カトリーンさんとも久しぶりにゆっくりいろいろな話ができた。

その後ホテル近くのカフェ、Lop Lopへ。ここでパルム、マルールなど飲んでいるうちに急に頭とお腹が痛くなって急遽帰ることに。カトリーンさんとはまたの再会を約束してホテルに戻った。

 


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