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HOME >>店主のベルギー訪問記>>その5>>第3日目その1


第三日目その1  2004年10月13日(水)

ヒューガルデン醸造所

午前8時30分にホテルを出発。
まずは昨夜集合したメンバーと合流するため、ルーヴァンにあるノヴォテル・ホテルへ向かう。
ホテルを出て約30分で到着した。
まだチェックインできないので荷物だけホテルに預けて、ここからは今日一日バスで移動することになる。

昨夜来ていなかった人たちもいたので、バスには世界各国から総勢20名強の人たちが乗り込んだ。
参加国を訪ねてみると、ベルギーはもちろん、カリブ海の島国、シンガポール、香港と多彩。
また私たち以外にも日本から4人来ていたのだが、その中の3人はイギリス、スイス、オーストラリア各国出身とこれまた多彩。

バスは街を出て、さとう大根の畑が広がる道を東の方角へ進む。
途中にはホワイトビールを復活させ、このヒューガルデン醸造所(元デ・クライス醸造所)を創業したピエール・セリス氏の自宅もひっそりと建っていた。

10時20分ごろヒューガルデン醸造所に到着。 ここに来るのもなんと8年ぶり!
ひととおり見学したが、コースの内容はところどころ親切に変わっていた。


ヒューガルデン醸造所

ガイドのおじさんはかなり省略している感じだったが、だいたいの製造工程は頭に入っているのでそれほど不安は無かった。


原料の説明をするガイドのおじさん

まず原料は大麦麦芽、小麦、ホップ、オレンジピール、コリアンダー。
水は井戸から地下水をくみ上げている。
酵母は2種類あり、主発酵と二次発酵で別々のものを使っている。
ここでは1日4回の仕込が行われているそうだ。


仕込み釜

移動の途中には原料(見学用と思われる)が実際に庭に植えてあるのが見えた。


庭に植えてある原料

次に発酵。
最初は約25℃で発酵、4〜5日間で約90%の発酵が終了する。
その後温度を下げ、3〜4週間発酵を続ける。
一次発酵を終えると酵母をフィルターで除去、砂糖と酵母を加えて瓶詰め。
ここから約10日間にわたって二次発酵が行われる。


原料の展示など

行程の移動中にはビール原料の分布図、原料当てクイズ、昔のグラスコレクション、各国言語での説明など、見学者が飽きないような工夫が随所にされている。

次に瓶詰め工場。
じつはこの醸造所の手前5分ほどのところに大きな瓶詰め工場がある。
大部分のものはそちらで瓶詰めされているとの事。
しかしこちらでも一部瓶詰めが行われているようだ。
またたとえばフランス向けに生産されているヒューガルデン・ホワイト750ml瓶などは、ベル・ヴューの瓶詰め工場で瓶詰めされているなど、グループ内で効率よく役割分担しているようだ。


瓶詰め工場

ここで、「なぜヒューガルデン村でビール造りが発展したのか?」という問いに大して、興味深い話を聞くことができた。

かつて(おそらく1500年代以降くらい?)このあたりの土地はリエージュの教皇に属する飛び地だったそうだ。
そのおかげで税金などが免除されており、醸造業が盛んになったという。
1700年代にはリエージュ公の領地にビールを送っていたというのには、そういう背景があったのだな、と納得。1800年代には30以上の醸造所が存在していたそうだ。


教会風に作られたゲストホール

簡単にひととおりの見学を済ませた後、ゲスト用のバーでヒューガルデン・ホワイトの注ぎ方を教わって試飲タイム。 ここも以前にはなかった施設だ。


ゲスト用の試飲バー

そして楽しみにしていたショップへ。
今回は買うなら瓶ビールでなく、自分たちが着たりできるグッズを、と思っていたので、ついついたくさんお金を使ってしまった。
ヒューガルデンのエプロン、フリースなど部屋の中は魅力的なものでいっぱいだった。

そうしているうちに時間は12時30分頃に。
前回も訪れた醸造所内のレストラン「コウテルホフ」で昼食。


コウテルホフ(なぜかセピアモードになってしまった)

ここではお薦めのジュリウスを使ったラム肉の料理を注文。
ビールもヒューガルデン・ホワイト、DAS、スペシャル(後者2銘柄は日本未輸入)など、ここぞとばかりに飲んだ。


ヒューガルデン・スペシャル

お腹もいっぱいになったところで出発の時間。
とても名残惜しかったが、午後1時30分ごろバスで出発。
社内ではほとんどの人が次の目的地まで眠っていた。


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