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HOME >>店主のベルギー訪問記>>その11>>第4日目その1


第四日目その1 2009年11月24日(火)

オルヴァル修道院

今日は2つの修道院をまわる予定なのでかなりハードな一日になりそう。
午前7時にはホテルを出発。
9時半に最初の訪問場所であるオルヴァル修道院に到着した。
ここに来るのは今回で4回目。

※以前の訪問記もぜひご覧ください。
⇒1996年9月30日
⇒1999年10月26日
⇒2006年11月6日

到着するとすぐに醸造所の事務所の上階にあるティスティングルームに案内された。
ここに入れてもらうのは初めて。
ここで、エクスポート・マネージャーのデ・ハーレンさんから醸造所の歴史についてのレクチャーを受ける。
デ・ハーレンさんに会うのも約3年ぶり。

部屋の隅にはティスティング用の冷蔵庫や流し台が設置されていたが、なんと樽生用と思われるタップが2本立っている。
何のためのタップか訊ねてみると、特別に樽生も用意しているとのこと。
もちろん流通することはあり得ず、ここだけのものだ。

これが2007年に新しく入れ替えられた仕込釜。
ステンレス製だが修道院の醸造所という伝統を守るため、赤銅色に塗られている。

かつては1回10キロリットルの仕込を毎日3回ずつ行っていたが、新しい設備になってからは1回25キロリットルの仕込を月曜と火曜の朝のみ6回ずつ行っている。
以前の1週間の仕込み量をたった一日でこなしてしまうのだ。

こちらは以前からある釜。
2007年以降は使用されていない。

酵母を培養するためのタンク。
かつてはルーヴァン大学で培養を行っていたが、現在はここで行っている。

発酵タンク。
20klのジャケット付きタンクが6本あり、4日間一次発酵が行なわれる。

地下にある二次発酵用のタンク。
こちらは横向きになっている。
現在、10klのものが28本、20klのものが6本ある。
15℃で約3週間熟成される。

この日はおやすみだった瓶詰めライン。
2005年に導入された、やはりクローネス社のもの。
この設備ではスタッフ2名だけで1時間あたり2万7千本、一日で約12万本のオルヴァルを瓶詰めすることができるそうだ。
ここで瓶内発酵用の酵母と糖が加えられる。

最後に15℃の熟成庫で約4週間の瓶熟成が行なわれる。
他の醸造所よりも瓶熟成の温度が低い理由は、オルヴァルにとって味のバランスがよくなること、そしてより透明度が高くなること。

2009年度の生産量は6,300キロリットル。
92%がベネルクス3国に出荷されている。
瓶はリサイクルされており、オルヴァル専用プラ箱の40%はすでに30年以上使用されている。

残りの8%は、日本を始め、北米、カナダ、イタリア、イギリス、北欧などに輸出されている。

チーズ・ファクトリーの方を通って修道院内部へ。
ここを通るのは初めて。

修道院内の回廊。

マリア様。

ガイドの女性による解説を聞きながら修道院内部を見学。
かなり激しい雨だったので傘をさしての見学となった。

ちょうど時間的にお昼休みだったため、売店には入れず。
受付でチーズだけは販売していたので、皆競うようにチーズを購入。
私も熟成タイプのチーズ500gを購入。
こんなところに冷蔵庫が隠されているとは知らなかった。

いつも立ち寄るオーベルジュ、アランジュギャルディアンが2011年までという長期にわたって休業していたため、この日は歩いて10分ほどのレストラン、オステルリードルヴァルで昼食。

オルヴァルを注ぐデ・ハーレンさん。

エビのお料理。
これは本当に美味しかった!

レストランの前で見つけた、鱒をあしらった蛇口。

この日はもう1件の訪問予定があったため、午後1時半頃レストランを出発した。

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