ベルギービールJapan サポートチームの小林です。
当店直輸入のデ カム(ブレンダー)製品3種類の価格を改訂し、大幅に値下げをさせていただきます。
★★デ カム・オード・グーズ 3,600円 → 3,000円(税別)
★★デ カム・トロースベッス 5,000円 → 4,000円(税別)
★★デ カムオード・フランボワーズ 5,500円 → 4,500円(税別)
少しでも身近にランビックビールをお楽しみ頂けますよう、変更させていただきました。
ぜひこの機会に、ご利用頂けますと幸いです。
~デ カム(ブレンダー)について~
弊社では2013年の初め頃まで細々ながらデ カムの輸入を続けていたのですが、
さまざまな事情によりそれ以降ストップしていました。
その間にデ カムの評価はどんどん上がっていき、
少量生産ということもあってベルギー国内でも入手困難な状況になっています。
以前、ベールセルにある「De Lambiek」というランビックに関する
ビジターセンターに行った際、「デ カムを日本に輸入しています。」と話すと、
担当者に、「デ カムはベルギーでも手に入らないんだよ。よく輸入できたね!」と
驚かれたことがあるほどです。
デ・カムは、Gooik(ゴイック)という小さな村にあります。
1700年代、ドゥゴティニというブルワーが醸造を開始しました。
そのときのマーク(3つのハンマー)が現在の村のシンボルにもなっています。
町の中心にもハンマーのオブジェがあります。
デ・カムは、1997年にウィレム・ヴァン・ヘルウェーゲン氏によって
スタートました。
2002年からはスラッグムルダー醸造所のブルワーでもある、
カレル・ゴドー氏がブレンドを担当しています。
ゴドー氏は、平日はスラッグムルダーで働いたあと夜1時間程度、
そして週末にのみデ・カムで働いていました。
2018年1月、スラッグムルダー醸造所を退職し、現在はデ・カム専業となっています。
ブレンドに使うランビックは、
ブーン、ジラルダン、リンデマンス、ドゥリー・フォンティネンから。
使用している樽は、ピルスナー・ウルケルで1800年~1995年にかけて使われていたもの。
ピルスナー・ウルケルがステンレスに変わった際に購入。
もともと40klだったものを、解体、組み立てなおし、1klのものに作り直しています。
他に、フルーツ・ランビック用に2500リットルのステンレスタンクが4本あります。
6~7ヶ月熟成させたランビック1500リットルに900キロのクリークを漬け込み、1年間熟成させます。
木の樽で行うとクリークを取り除けなくなってしまうのでステンレスタンクを使用しています