2011.04.19
5日目(2):ローデンバッハ醸造所
12時過ぎにパルム醸造所を出発。
時間が無いのでサンドウィッチを買って車の中で食べる。
14時頃、ローデンバッハ醸造所。
ここを訪問するのは10年ぶり2回目。
門をくぐってすぐ右側には、創業者アレキサンダー・ローデンバッハ(1786-1869)の像。
正門を入ると正面に見えるのが旧製麦所。
1830年代末に建てられた円錐形のタワーを持つ製麦所は、現在博物館となっており、醸造所の中心的存在。
ヴィジターホール。
事前に予約しておけば食事をすることもできる。
ローデンバッハ一族の系譜。
2002年に新設された新しい仕込室。
奥に見えるのは発酵タンク。
かつて使用していた発酵槽。
もっとも印象的で特徴的な熟成庫。
最大で60kl入、最小のものでも12kl入というとてつもなく大きなオーク製の木樽が備え付けられている。
一番広い熟成庫には5列に並んだ木樽が合計100個置かれ、列と列との間は狭い通路になっている。
これより小さな熟成庫も10室ある。
最も古いものは1836年から使用されており、全部で294の樽が設置されている。
樽職人の部屋。
たくさんの木樽を維持するには、大量の板、金輪、リードなどを扱う職人が必要で、彼らの多くは1900年代の初めから代々ローデンバッハで働いてきた人たち。
現在はベルギー中でこの2名のみ。
樽を転がせるようにレールのようなものが付いている。
サイト・マネージャーのRudi Ghequireさん。
この醸造所で29年間働いてる。
『ベルギービール大全』のローデンバッハのページを開いて記念撮影。
この日は2軒の醸造所訪問を終えて、19時頃ホテル帰着。
2011.04.19
5日目(1):パルム醸造所
今日は8時過ぎにホテルを出発して、2軒の醸造所訪問。
まず1軒目はパルム醸造所。
門に掲げられた看板には、「KIYA-Japan」の文字が。
こういう気遣いが嬉しい。
醸造所の歴史など聞きながら醸造所見学。
パルム(Palm)醸造所はフラームス・ブラバンド州(Flemish Brabant)の北西にあるステーンフッフェル村(Steenhuffel)の中心地(デュベル醸造所から車で10分)に位置し、この場所で255年以上にわたって上面発酵ビールである「パルム」(Palm)を醸造している。
この村でのビール造りの最も古い記録は1597年に遡る。
1747年、当時「ドゥ・ホールン」(De Hoorn)と呼ばれていた、パルム醸造所が役所から正式に醸造所として認められた。
1975年になって醸造所の名前は、自社ビールで一番人気のあるパルムの醸造元であることをよりよく認識してもらうため、パルム醸造所と改名された。
1980年にブラバント馬のイメージが会社のロゴとして加えられた。
ハーブの部屋。さまざまなハーブが展示してある。
倉庫、瓶詰めライン。
パルム・エクスプレスに乗って別の場所へ。
パルム所有の中世のお城へ。
1970年代には使われなくなり、城主のヴァン・マルデイゲン氏が農家に貸していたものを1980年頃パルムが購入。
たくさんの馬具。
厩舎。
ブラバント馬は18世紀に開発された農耕馬。
力強いが、性格は優しく、よく言うことを聞く。
1800年、パリのコンテストで優勝してから人気が出て、アメリカにも20万頭の輸出実績がある。
車の時代になって衰退した。
プレートには、「ローデンバッハ」。
本当はパルムの泡の色と同じ、VOS(色の種類)という色にしたかったが、ベルギーにはもういなかったので、アメリカから輸入して掛け合わせた、とのこと。
見学終了後はお楽しみのティスティング。
前社長アルフレッド・ヴァン・ロイ氏と現社長ヤン・トイ氏。
アルフレッド氏は96歳で死去、甥のヤン氏に引き継いだ。
2011.04.18
4日目:ブリュッセル
昨日飲みすぎたせいか、朝からお腹の調子が悪い。
午前中はホテルの部屋で仕事。
ヌーブ通りを通って徒歩でグランプラスへ。
とてもお天気がよく、のどが渇いたので、ル・ロワ・デスパーニュ(Le Roy d’Espagne)。
特等席でホワイトビール。
最初はビールだけのつもりだったが、お腹が空いてきたのでクロックムッシュも。
お店のトイレ。笑
2011.04.17
3日目:ケルンとデュッセルドルフ遠足
10時頃、片山さんと合流し、そのままケルンへ。
ケルンに近づくにつれて大きく見えてくるのは有名なケルン大聖堂。
1248年に着工し、完成したのは632年後の1880年、高さ157mもある教会。
まずはビールと腹ごしらえ、ということで、大聖堂の真裏にあるフリューへ。
正式には、「Früh am Dom」という店名で、まさに大聖堂にあるフリューという意味。
ブリュッセルからの遠足ではちょくちょく訪れるお気に入りのお店。
内部は意外と奥行きが広く、ドイツらしいビアホールのつくり。
さっそくケルシュを1杯。
さわやかでありながら、ほのかな甘みもあり、最後には心地よい苦味を感じる素晴らしい味わい。
何杯でも飲めそう。
ケルシュは協定により、その呼称や生産地域、グラスまでもが保護されている。
写真のような「シュタンゲ」長細い形のグラスで提供される。
飲み干すと、わんこそばのように断るまで何杯でも運ばれて来る。
ソーセージとフライドポテト。
右のおじさんが、セラーから運ばれたカスクから次々にケルシュを注いでいく。
それを左のウェイターが「クランツ」という特殊な丸いお盆(12杯分くらい載せられる)に入れて客にサービスする。
これくらいの量はウェイターがちょっとホールを歩くとあっという間になくなってしまう。
腹ごしらえが終わって、いよいよ大聖堂の中へ。
高さ157メートルは迫力満点。
2ユーロを払って石段を上る。
上りと下りが同じ狭いらせん階段なのでかなりの混雑。
あっという間に157メートルの高さまで上る。
塔の上から見えるライン川(東方面)。
さらに上方には塔の先が見える。
教会の中は天井が高く、美しいステンドグラスで飾られている。
大聖堂を出て、今度はデュッセルドルフへ。
ライン川沿いではテラスが広がり、多くの人たちが飲食を楽しんでいた。
本当に気持ちが良さそう。
この日は本当にお天気がよく、4月だがTシャツでも良いくらいの陽気。
さっそく向かったのは旧市街、市庁舎に近い有名なビアホール「ツム・ユーリゲ」。
写真右側の3つの建物すべてがツム・ユーリゲのもので、どんどん買い足していった感じ。
そして道路を挟んだ反対側でもテーブルや椅子、そしてビールをサービスするテントがあり、大勢のお客さんでにぎわっていた。
店内はやはり典型的なドイツのビアホールといった感じで雰囲気たっぷりだが、お天気が良いのでテラスで。
さっそくアルトを1杯注文。
以前にやはりデュッセルドルフにある「シューマッハー」というビアホールに行ったことがあるが、そこのアルトとはまた違った味わいであることがすぐにわかる。
香ばしいパンのような香り、味わいは以前飲んだものよりホップが効いており苦味が心地よい。
個人的にはこちらのほうが好みで、これも何杯でも飲めそう。
遠足にご一緒した片山さんと。
店の反対側にある出張所のようなテントでは、いかにも適当に洗ったグラスに、カッコイイひげをたくわえたおじさんがコックを止めることなく次々にアルトを注いでいく。まさに職人技。
アルトを飲み干すと、さきほどのケルシュ同様、ウェイターがまるでわんこそばのようにすぐに次のアルトを置いていく。
そして手元のコースターに飲んだ分だけ印を付けていく。
帰りに立っていたおじさんのコースターを見ると、なんと11杯分の印が付けられていた。
デュッセルドルフに行ったら必ず行きたい場所。
夜にはブリュッセルに戻り、グランプラス近くのピタ屋さんで軽い夕食。
ひとつ3.5ユーロくらいからあり、片山さんいわく、「安い、早い、うまい!」料理。
気軽に食べるのにぴったり。
10時半頃、定宿に戻り、楽しい遠足はおしまい。
2011.04.16
2日目:フランクフルトからブリュッセルへ
ホテルをチェックアウト後、荷物を預けてフランクフルト市内へ。
いつも乗り換えで通過するだけなので今回は初めての散策。
欧州中央銀行。
フランクフルト生まれのゲーテの家を復元した、ゲーテハウス。
レーマー広場。
中央にあるのは、正義の女神ユスティシアの噴水。
広場ではドイツ在住のリビア人たちがデモを行っており、多くの警官も出動して騒然としていた。
(2011年はリビア内戦でカダフィ大佐が死亡)
中央が旧市庁舎レーマー。
2ユーロで内部を見学することができる。
この建物の2階には、神聖ローマ皇帝の戴冠式後の祝宴が行われた、皇帝の広間(Kaisersaal)があり、神聖ローマ皇帝52名の肖像画が並んでいる。
マクシミリアン1世。
自身や、子、孫の政略結婚で成功をおさめ、ハプスブルク家隆盛の基礎を築いた。
妻はブルゴーニュ公国シャルル突進公の娘マリー。
ベルギービールのドゥシャス・デ・ブルゴーニュ(ヴェルハーゲ醸造所)は、マリーにちなんだ銘柄。
カール5世。
現在のベルギー・ヘント生まれ、メッヘレン育ちのネーデルラント人。
マクシミリアン1世の孫。
1531年、ブリュッセルの宮廷に国務会議等をおいて、南ネーデルラントを統一的に支配。
ベルギービールのグーデン・カロルス(ヘット・アンケル醸造所)、ケイゼル・カーレル(ハーヒト醸造所)はカール5世にちなんだ銘柄。
15時には荷物をピックアップして空港へ。
30分程のフライトでブリュッセル空港到着。
ロジェ広場の定宿にチェックイン後、ブリュッセル在住の友人、片山さんと合流。
Moeder Lambic Fontainasに直行してビールを何杯か楽しむ。
21時半からは、片山さんが予約を入れてくれていたグランプラスにあるレストラン、La Rose Blanche(白いバラ)で夕食。(ビール博物館のすぐ隣)
明日は片山さんと一緒に再びドイツへ遠足の予定。
スケジュール等確認して解散。
2011.02.17
第2回ベルギービールJapanピクチャーアワード金賞発表!!
ちょっとご無沙汰してしまいました、小林です。
第2回ベルギービールJapanピクチャアワード
の結果発表です
私の個人的な都合にて、今週は昨日までお休みをいただき
「あ、発表遅れてしまうじゃない!!!」と思いながら・・・
申し訳ございませんでした(;Д;)
本日発表させていただきます。
なんと、今回は・・・
ao_ume様
ろの様
お2人様が同時金賞受賞となりました
お2人様には、後ほど当店よりササヤカナ賞品をお送りさせて頂きたいと思いますので
恐れ入りますが、当店までご連絡頂けますと幸いです。
※ao_ume様にはtwitterのダイレクトメールを
ろの様には、Eメールにて別途ご連絡をさせていただいておりますので
ご確認のうえ、ご返信いただけたらと思います。
ほーーーーんとうに、今回もレベルが高すぎて
社長を含め、スタッフ一同唖然です(笑)
短い募集期間にも関わらず、
素敵な作品を本当にありがとうございました!!
また、ツイッターでRTしていただいた方々、
個人さまのブログで告知していただいた方々。
この企画に少しでも興味を抱いていただきました方々も。
全ての皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです(・∀・)/
次回開催は未定ですが、必ず帰ってまいりますので
その際は、みなさまからのご応募を心よりお待ちしております
誠にありがとうございました!!!!!
2011.02.08
本日締め切り!ベルギービールJapanピクチャーアワード!
小林です(・∀・)/
前回大好評いただいておりました、
ベルギービールJapanピクチャーアワード
本日8日が締め切りとなっております
事務所で「これ明日までなんですよー」と話していたら
スタッフNさんに「この前らくがきしたやつ~」と渡されました♪
こんなにも身近に絵の上手な人がいたとは・・・(笑)
お仕事の休憩時間など、時間のあいたときに
気軽な感じで書いていただいてもOKなので
ぜひご応募いただけますと幸いです(・∀・)
皆さまからのステキな作品のご応募を心よりお待ちしております
2011.01.27
第2回!ベルギービールJapanピクチャーアワード開催!
こんにちわ(・∀・)/サポートチーム小林です。
やってまいりましたー・・・
第2回!
ベルギービールJapanピクチャーアワード開催です
ベルギービールJapanピクチャーアワードとは・・・?
ベルギービールを普段ご愛飲していただいている皆さまに
ベルギービールに関する絵をかいていただきまして
そのあつーーーい想いを絵で表現してもらっちゃおう♪という企画でございます。
開催期間は
2011年1月27日(木)~2011年2月8日(火)
応募方法は、ファックスでも、メール(添付画像)でも、
もちろんtwitterや、お手紙でも構いません。
+。:.゚゚+。:.゚応募方法゚.:。+゚+。:.゚
ファックス番号:052-784-8222
メールアドレス:[email protected]
お届け先住所:〒460-0002 名古屋市中区丸の内3-6-7
twitterアカウント:@bbj_rak
※twitterは@bbj_rakをフォローしていただいたき
@bbj_rakにリプライして下さい。
リプライされていないと、せっかく頂いた作品を
探し出すことが出来ない可能性がございます。
゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
最優秀賞の方には、スタッフの手作り○○をプレゼント
前回の模様はこちらをご覧下さい
では、皆さまからのステキな作品を、当店スタッフ一同心よりお待ちしております
2010.12.17
<発表>ベルギービールJapanピクチャーアワード2010年10月!!
お待たせいたしました!!!!
いゃ、待たせすぎでしょー(・Д・;)汗汗
急に開催した、「ベルギービールに関する絵の募集」。
また、これ名前すら決まっていない状態で(笑)
でも、な・・なんと4名のお客様からのご応募が・・・・。
しかもレベル激高いです(>∀<)!!
本当にどうもありがとうございます☆★
そして、スタッフの厳正な審査の結果、
ベルギービールJapanピクチャーアワード2010年10月金賞に輝きましたのは・・・
□ビーケン
twitterからご応募いただきました、せーじ様です!!!!
せーじ様は短い期間にも関わらず、素敵な絵を2作もご提供いただきました。
金賞といたしまして、せーじ様には下記商品をプレゼントさせていただきます!
ビーケン330mlとコースター2枚と・・・
王冠マグネット♪♪←手作りなので、多少の荒っぽさはお許し下さい(笑)
みなさま、本当に素敵な作品をどうもありがとうございました(;_;)
また、他のお客様からいただいております絵を下記に掲載させていただきますので
ぜひお楽しみくださいませ♪
コメントもお待ちしておりますー(・∀・)/
□リンデマンス・ペシェリーゼ
□スカルディス・スペシャル・ノエル
□ビーケン&サンタ・ビー
□デリリュウム
2010.11.17
お客様から素敵な絵をいただきました
サポートチーム小林です。
じゃじゃんっ!
埼玉県在住 Namur様からいただいきました。
素敵な絵を描いていただき、誠にありがとうございます。
弊社直輸入商品「トリプル・クロック330ml」のラベルの女性ですね。
描かれている女性はビーケンに登場する女性と同一人物で、
持っているマンドリンのような楽器はフランドルの伝統的な楽器リュートです。
女性スタッフにも大好評で
「かわいー!」「これは大々的に紹介しなくては!」「きれい!」と
もう大騒ぎでした(ヾ>∀<)/キャッ
毎回、素敵な絵をありがとうございます(;∀;)
実は、こちらの絵を拝見したときに
「なんかできないかなぁ・・・」
と思って立ち上げたのが、今週より募集しております、
お客様からの絵を募集する企画だったのです!
↓↓↓詳細は下記↓↓↓
緊急企画!
11月中いっぱい、お客様からベルギービールに関する絵を募集します!
もし、その絵が今月11月中にたくさん集まったら・・・
なんかしちゃいます(笑)
→曖昧でスミマセン。。。でもなんかします!
ファックスでも、メール(添付画像)でも、お手紙でも構いません。
ファックス番号:052-784-8222
メールアドレス:[email protected]
お届け先住所:〒460-0002 名古屋市中区丸の内3-6-7
上手・下手など関係有りません!
心がこもっていれば、それでOKです(・∀・)/
皆さまからのご応募を心よりお待ちしております!
・・・ということで、
クリスマスビールがそろそろ少しずつ入荷してきそうな
そんな雰囲気をかもし出しつつ~
今週もあと2日!張り切っていきましょー(・∀・)/