2021.03.17

Westmalle Extra(ウェストマール エクストラ)一般販売へ

ウェストマール修道院のトラピストビールは、ダブル、トリプルが知られていますが、実は以前からもう1種類のビールが造られていました。

ウェストマール・エクストラ330ml
(写真は2018年2月に訪問したときのもの)

オレンジがかったゴールド。
レモンのような柑橘系のフルーツの香り、ホップのさわやかな香り。
トリプルと味の方向性は似ていますが、とても軽く、さわやかな苦味でとてもバランスが良い。
アルコール度数は4.8%。

ダブル、トリプルと同じ酵母が使用されています。

ウェストマール・エクストラは初期の頃から醸造されていましたが、これまで流通ルートには乗らないビールでした。
黄色い王冠で、かつてはラベルもありませんでしたが、現在は写真のようなラベルが貼られています。

仕込みは年に1~2回のみ。
主に修道士が飲むために(一日1本のみ)、また修道院を訪問したゲスト等に提供されていました。
※ロシュフォール6(サン=レミ修道院)や、かつてのシメイ・ドレー(スクールモン修道院)と同じ位置付けのビールですね。

週に1回のみ(金曜日)、修道院のゲート前で一般にも販売されていました。

このたび、そのウェストマール・エクストラが一般販売されることになりました。
Paters brengen met Westmalle Extra eigen tafelbier op de markt: “Onze manier om horeca extra te ondersteunen bij heropening”

その理由として、アルコール度数の低いビールの需要が高まっていること、そして、COVID-19によって深刻な経済的影響を受けている、飲料業界、レストランに修道院として特別な何かを提供したい、という思いがあります。

ウェストマール修道院では、現在、年間約1万3千キロリットルのビールが生産されています。
そのうちウェストマール・エクストラの生産量は、約2%の200キロリットル。
当面は、330mlボトルのみの販売になるとのこと。

日本で飲むことができるようになる日もそう遠くないかも知れません。

※上記ニュースサイトには新しいラベルの画像があります。
以前とは違って、水色のラベルに変更されるようです。

ウェストマール修道院の情報はこちら

トラピストビールとは

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