2021.10.29
Chimay Green / Spéciale Cent Cinquante(シメイ グリーン)新発売
ノートルダム・ド・スクールモン修道院
2021年11月1日、トラピストビール シメイ(スクールモン修道院)の5番目のレギュラー商品となる、シメイ・グリーンが発売されます。
レギュラー商品としては、シメイ・ゴールドの発売以来、8年ぶりになります。
このビールは、1862年の醸造開始から150年を記念して2012年に限定発売された、Chimay Spéciale Cent Cinquante(スペシャル ソン サンコント)として販売されたもので、ラベルの右下には「150」の数字が入っています。
輸入元様のコメント
フルーティーながら力強い味わいが特徴の「シメイグリーン」は、まろやかで丸みを帯びたボディーとスモーキーでスパイシーな味わいがあるシメイビールの持ち味に、ミントやベルガモット、ライム、ユーカリを思わせる香り、さらにはローズマリーやクローブ、ジンジャーなどのスパイシーさが加わった飲みごたえ抜群のビールです。
白身魚や鶏肉など、さっぱりとした味わいの料理やスパイスの効いた料理とも相性抜群で、食事とともにじっくりと味わっていただきたい洗練されたビールです。
弊社でもさっそくサンプルをティスティングしてみました。
やや霞がかったゴールド。
とても細かい泡立ちで泡持ちも良い。
バナナ、白桃、洋梨、青りんごのようなフルーティーな香り、オレンジのような柑橘の香り、パンのような香ばしい香り、干し草、はちみつのような香り、コショーのようなスパイス、そしてハーブの香り等、温度が上がるにつれて複雑な香りを感じます。
口に含むとまずとても強い炭酸を感じます。
次にナッツのような香ばしさ、スパイシーなフレーバーをともなった、甘味、苦味、酸味のバランス良い味わいが豊かに広がります。
常にボリュームたっぷりの強いアルコールを感じるフルボディな味わい。
余韻にも強いアルコール感、こなれた苦味が長く続きます。
全体的にとても強いアルコール感を感じられる1本です。
修道院内の中庭から見る醸造所
醸造所内部
左が仕込釜、右が煮沸釜。
まず、原料の大麦麦芽と小麦を、修道院用地内にある二つの井戸からくみ上げた水と一緒に仕込み釜に入れて約1時間半仕込む。
ここでは一日25kl×4回仕込を行っており、1週間の最大の仕込み回数は20回。
以前あった壁が取り払われ、タンクも、きれいに塗装が施されていた。
煮沸釜の容量は25kl。行程の始めと終わりにホップを加える。
地下にある熟成庫
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