社長日記

2018年9月7日-9日 Belgian Beer Weekend 2018

グランプラスで開催された、ベルギービールウィークエンド2018。
今回でちょうど20回目の開催となります。
ベルギービールの名誉騎士任命式のおかげで初めて参加することができました。

以下は当日の様子です。
©Belgian Brewers – Lander Loeckx


グランプラスがベルギービール一色に。
最終日にようやく一般のお客として参加したのですが、この日は本当にお天気がよく日中は暑いくらいでした。


テロを警戒してか、グランプラスに通ずる四隅の道路(細い路地は通行止め)では検問が行われていました。


ビール・スタンドはグランプラスの中心に設けられ、3日間ビールのお祭りが開催されます。


会場内にはバンドも回っていてとってもにぎやか。


トークン販売のお姉さんが会場内を回っています。


ブリュッセルにいることを忘れてしまうような皆さんとも乾杯できました。


現地のベルギービールウィークエンドに参加した方々からは、ものすごく混雑してビールのおかわりが取りにいけないくらいだ、、と聞いていたので覚悟していましたが、昼間だったせいかそれほどでもなくテーブルでゆったりイベントを楽しむことができました。
ちょっと面倒ではありますが、それぞれの専用グラスで楽しめるのも良かったですね。
たまたまなのか小ぶりのグラスが多く、私にしてはめずらしく5種類も飲むことができました。

途中、パレードがあったり、バンド演奏があったり、楽しい時間はあっという間。
機会があればぜひまた参加したいと思います。

2018年9月8日、ブリュッセル グランプラスにあるMaison des Brasseurs2階ホールで行われた名誉騎士就任式にて、ベルギービールの騎士団 フランク・ブーン会長よりベルギービールの名誉騎士に任命していただきました。

ベルギービールの騎士団 La Chevalerie du Fourquet Brasseursは、「ビール醸造家のフォークの騎士」という意味で、 フォークとはビールを醸造する際に醸造釜の中をかき混ぜるマッシュフォークを意味しています。
騎士団はビール醸造に携わる醸造家によって組織される名誉団体で、「正会員(騎士)」と、 ベルギービールとその醸造業界に特別な功績を収めたことにより与えられる「名誉騎士」から組織されています。
騎士及び名誉騎士は、毎年9月にブリュッセルで開催されるビールウィークエンドで、ビールの守護神 聖アルノーに敬意を表して新たに任命されます。

ベルギービールと出会って25年。
お酒すら飲めなかった私がベルギービールと出会い、ベルギーまで出向き、すっかり魅力に取りつかれ、日本で少しでも多くの方にその魅力をお伝えしたい、と思ったのがすべての始まりでした。
ビジネスではなく、もともとただ好きなだけで始まったことであり、まさかそれが将来自分の仕事になろうとは考えてもみませんでした。

記念すべき20回目のBelgian Beer Weekend 2018でこのような栄誉を与えていただいたことは大変感慨深いものがあります。
これまで支えてくれた弊社スタッフと分かち合うとともに、お客様、同業者、関係者の皆様に感謝したいと思います。
そしてこれからも「ベルギービールを通じて人々の生活を豊かに」 という理念のもと、多くの方にベルギービールの楽しさを広めていけるよう努力します。

以下は当日の様子です。
©Belgian Brewers – Lander Loeckx


2018年9月8日 10:30
グランプラスにある、Maison des Brasseurs2階ホールに世界中から集まった新しい名誉騎士とその関係者。
今年から騎士と名誉騎士は別々の日程、会場で行われることになりました。
中には知った顔の方々もちらほら。


11:00
ファンファーレの合図で式典が始まります。


ベルギービールの騎士団の皆さん。
中央はFrank Boon会長。
最初はかなり緊張しましたが、騎士団の中にも数名顔見知りの方がいてホッとしました。


任命式はお国柄を反映して言語別に数名ずつに分けて行われます。
まずはフランス語、そしてオランダ語、最後に英語。
私たちアジア圏からの新名誉騎士は英語での宣誓となります。
宣誓文が読み上げられた後、元気よく「I swear!(誓います)」と宣誓。


Frank Boon会長より名誉騎士メダルの授与。


こちらが名誉騎士のメダルです。


任命証書を授与いただいて記念撮影。


そしてベルギービールで乾杯!


今年の新しい名誉騎士全員が壇上に上がって記念撮影。
2018年は世界各国より約20名の名誉騎士が誕生しました。

2018年9月7日 Brewer’s Day

グランプラスにある市庁舎にて、ベルギービールの騎士団によるアカデミック・セッションと騎士任命式。

以下は当日の様子です。
©Belgian Brewers – Lander Loeckx


サン・ミッシェル大聖堂を出発した一行は再びグランプラスに向かいます。


先導は自転車に乗った警察官。
パレードのために道路も封鎖されています。


パレードの写真を撮る人たち。


市庁舎2階では歓迎のファンファーレ。


いよいよグランプラスにある市庁舎に到着です。


2階に上がる階段の両端にはベルギービールの騎士団の皆さん。


最前列で握手を交わしているのは、シャルル・ミシェル現ベルギー首相とアンハイザー・ブッシュ・インベブ社のカルロス・ブリトCEO。


市庁舎2階のゴシックルームは満席。


この方が司会。
フランデレンの有名なコメディアンの方だそうです。
会場内は終始笑いが絶えません。


この日、ミシェル首相もベルギービールの騎士に任命。
騎士としての同期ということで嬉しいです。


ミシェル首相によるスピーチ。
やはり相当なオーラがあります。


ボーン会長、ミシェル首相、ブリトCEOらによるテープカットで、ベルギービールウィークエンド2018がスタート!

18時からの一般オープンまでの2時間は、ビールスタンドにて関係者・招待客・プレスのみのレセプションが開催されました。
この間に多くのビール関係者との挨拶、ミーティングなどが行われていました。

今回、記念すべき20回目のベルギービールウィークエンド2018にて、ベルギービールの名誉騎士に任命していただける、という連絡をいただき、初めて現地のベルギービールウィークエンドに参加することになりました。
ご招待いただいた一連の行事の様子を順番にご紹介したいと思います。

2018年9月7日 13:45  Brewer’s Day

サン・ミッシェル大聖堂にて、ベルギービールの騎士団によるビールの守護神 聖アルノーに捧げるミサ。
以下は当日の様子です。
©Belgian Brewers – Lander Loeckx


Maison des Brasseursを出発するベルギービールの騎士団の皆さん。


グランプラスを横切って。


徒歩でサン・ミッシェル大聖堂へ。
ちなみに先頭はBoon会長のご子息です。


サン・ミッシェル大聖堂。
1516年にはカール5世の戴冠式、フィリップ現ベルギー国王とマチルド王妃の結婚式が行われた由緒ある場所。
ここでベルギービールの騎士団によるビールの守護神 聖アルノーに捧げるミサが行われました。


ベルギービールの騎士団、騎士、名誉騎士が集まります。


ミサでは今年亡くなったビール関係者の追悼も行われます。
最前列にはミシェル・モルトガット社長の姿も。


Frank Boon会長。


ベルギービールの騎士団の皆さん。


司祭による聖水撒布。


大聖堂の前で整列する騎士団の皆さん。


再びグランプラスまで全員でパレード。
この日はなんと警察により道路も封鎖されていました。

ベルギービールJapan 三輪です。
いつもありがとうございます!

昨年より新たに輸入を開始しましたルプルスですが、大変ご好評をいただきありがとうございます。
たくさん輸入したつもりだったのですが、輸入開始してまもなくすべてのアイテムを欠品させてしまっておりました。
多くのお問い合わせをいただいており大変恐縮しております。

そんなルプルスですが、今回再入荷し、新しいアイテムも輸入を開始しましたのでご案内させていただきます。

■トロワ・フールケ(Trois Fourquets)あらため、ルプルス(Lupulus)醸造所に

ちょうど先月、ルプルス醸造所を訪問してきました。
今回ようやく創業者のピエール・ゴブロン氏にも会うことができました。
※写真は左から、ピエール氏、三輪、ジュリアン氏です。
私、やはり顔がでかいですネ。。

以前にもご紹介しましたが、ピエール氏はアシュフ醸造所の二人の創業者のうちの一人です。
この醸造所は、もともとアシュフ醸造所のカフェ用マイクロブルワリーとして、2004年にスタート。
2007年、アシュフ醸造所の経営がデュベル・モルトガット社に引き継がれたのをきっかけに、単独の醸造所として独立しました。

昨年までは、トロワ・フールケ(Trois Fourquets)醸造所と名乗っていましたが、今年から新たにブランドの名前を社名にし、ルプルス(Lupulus)醸造所となりました。

この1年間で3回訪問していますが、若いジュリアン氏を先頭にハード面、ソフト面ともども毎回すごいスピードで進化を遂げて行っていることがわかります。
醸造設備もどんどん整備され、スタッフも16名に増えていました。

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今回は、昨年輸入した全ラインナップを再入荷したのはもちろんですが、新たに2アイテムも輸入開始しました。
写真の左から2番目、4番目のビールです。

◯ルプルス・オルガニクス750ml

オルガニクスは、その名の通りオーガニック・ビール。
大変厳しい基準を持つことで知られるベルギーの有機製品認証機関、セルティシス(Certisys)の認証を受けています。
ややにごりのあるイエロー。
細かくクリーミーな泡で、泡持ちもとても良いです。
グレープフルーツのような柑橘系の香り、ライチ、白桃、カリンのようなフルーティーな香り、フローラルな香りがあります。
甘み、酸味、苦味とのバランスが良く、しっかりした苦味のあるミディアムボデイ。
あとにここち良い苦味が広がります。
素晴らしい味わいです。
個人的にこの醸造所のブロンドビールの中で一番好きです。
新しく瓶詰めされることになった、オルガニクス330mlも近々輸入予定です。

◯ルプルス・ブリューン750ml

ルプルス醸造所のレギューラーアイテム。
通常のビールと違って、煮沸の最終段階で少量のオレンジピールを加えています。
ややにごりのある明るいブラウン。
細かくクリーミーな泡で、泡持ちもとても良いです。
ブラックチェリーやカシスのようなフルーティーな香り、
カラメル、チョコレートのような香り、
ナッツやアーモンドのような香ばしい香りもあります。
黒ブドウのようなフレーバーをともなった、甘み、酸味、苦味のバランス良いミディアムボディ。
8.5%のアルコールを感じさせません。

また、今回より日本初登場となる、ルプルスの樽生も入荷しております。
大変ありがたいことに多くの飲食店様からご予約いただいており、すでにほぼ完売状態ですが、近いうちにいろいろな場所で飲めるようになるはずです。

ルプルス(Lupulus)醸造所のページはこちら

■ルプルス(Lupulus)について

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「ルプルス」にはこんな物語があります。

かつて醸造所がある地域にはオオカミが住んでいました。
彼らはホップで有名なスロベニアから来た、と伝えられています。

もともと、ホップの毬花はオオカミの顔の形に似ていることから、ラテン語で「Small Humble Wolf」を意味する、「Humulus Lupulus(フムルス・ルプルス)」という学名が付けられました。

そのためここで造られるビールには、その名にちなんだ「ルプルス」、ラベルには「オオカミ」が使われているのです。

当初、アシュフ醸造所が醸造するビールが750mlボトルにのみ瓶詰めされていたように、基本的にはすべて750mlのボトルに詰められています。(現在、オペラ、オルガニクスのみ330ml瓶あり)
いずれのビールも酵母からの味わいとともに、その名前の由来どおりホップの特徴を活かした素晴らしいビールたちです。

ルプルス(Lupulus)の商品ページはこちら

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今日はルプルス・オペラをご紹介します。

4種類のホップを使ったペールエール。
そのうちの1種類でドライホッピングを行っています。
この醸造所では750mlボトルに詰められるのが通常ですが、現在のところ唯一330mlボトルに詰められている製品です。

「歌劇のような名前にしたかった」という思いから、HopとOperaを掛けて、”Hopera”(オペラ)になりました。
フランス語なのでHは発音しません。

 

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ルプルス・オペラ330ml・・・550円

ややオレンジがかった、にごりのあるゴールド。

グレープフルーツ、レモンのような柑橘系の香り、干し草のようなさわやかなホップの香り、パインのようなフルーティーな香りがあります。

口に含むとグレープフルーツのような柑橘系のフレーバーを伴った、生き生きとしたフレッシュな酸を感じます。
やがてホップからのなめらかな苦味へと変わっていきます。とてもバランスの良いミディアムボディ。

後に心地よい苦味が続きます。

これはホントに美味しいですよ。
今後定番で扱っていく予定ですので、ぜひ可愛がってやってください。

 

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ルプルス・オペラ グラス・・・600円

一番上の画像では共通グラスに注がれていますが、今はこのようなオペラ専用グラスが作られています。

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反対側にはオオカミの顔が描かれています。
かなりカッコイイです。

今回輸入したルプルスのアイテムを順番にご紹介していきます。

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1本目は、この醸造所のこの醸造所のフラッグシップ、ルプルス・ブロンド。
750mlボトルに詰められたトリプルタイプのビールです。

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ルプルス・ブロンド750ml・・・1,300円

霞がかったような、にごりのある濃いめのゴールド。

オレンジのような柑橘系の香り、白桃のようなフルーティーな香り、くるみやパンのような香ばしい香り、はちみつやほのかにバニラのような香りも感じられます。

口に含むとオレンジのようなフレーバーをともなった落ち着いた酸味を感じます。
やがて現れる苦味とのバランスが絶妙な味わい。
スパイシーさもあります。
アルコール感もたっぷり感じられるミディアムボディ。

後にしっかりとした苦味が続きます。

あまりに美味しくて、ついつい1本空けてしまいます。

 

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※向こう側に座っているのはスタッフの小林です。(Moeder Lambic Fontainas)

ベルギー ブリュッセルにある有名店、ムーデル・ランビック Moeder Lambic Fontainas でも定番で飲むことができます。
ここに行ったら1杯目はいつもこれを注文しています。

ベルギービールJapan 三輪です。
いつもありがとうございます!

今回、かなり久しぶりに新しい醸造所との取引がスタートしましたので、直接ご案内したく、ブログを書かせていただいております。
醸造所ページに載せていない情報も入っておりますので、ぜひ参考になさってくださいね。

弊社では2006年からベルギーよりビールの直輸入を行っておりますが、これまではたまたまフランデレン(北部・オランダ語圏)地域のビールばかりでした。

今回、初めてワロン地域(南部・フランス語圏)の醸造所からの輸入になります。
うちにはこれまで無かったタイプの醸造所です。

 

■トロワ・フールケ(Trois Fourquets)醸造所について

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新しい取引先の名前は、トロワ・フールケ(Trois Fourquets)醸造所。
ルプルス(Lupulus)というブランドで、オオカミのラベルが特徴です。

この醸造所は、もともとアシュフ醸造所のカフェ用マイクロブルワリーとして、2004年にスタート。
当時は1ヶ月に1klずつ、年間12klのみ醸造を行っていました。

2007年、アシュフ醸造所の経営がデュベル・モルトガット社に引き継がれたのをきっかけに、単独の醸造所として独立しました。

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当初は、3人のメンバーで設立されたので、

「Trois Fourquets(トロワ・フールケ)=3つの(醸造)フォーク」

と名づけられました。

最近ではオオカミのラベルのほうがフォーカスされているのですが、もともとの醸造所のロゴにはちゃんと3つの醸造用フォークが描かれています。

僕は当時すぐにこの情報を知って、創業メンバーにアプローチしていました。
実際に会って交渉もはじめていたのですが、当時はいろいろな障壁があり、残念ながら取引を開始するには至りませんでした。

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その後いろいろな経緯があり、現在はアシュフ醸造所の共同創業者の一人である、ピエール・ゴブロン氏と息子のジュリアン氏親子を中心に運営されることに。

昨年、ほぼ10年ぶりくらいに再度アプローチを開始し、実際に新しい醸造所を訪れたのが今年2月。
10年越しの念願が叶い、ついに直接輸入する運びとなりました!

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ワロン地方の田舎に突如出現する醸造所では、現在新しい設備をどんどん拡張しており、キャパシティは仕込みが8,000kl、発酵が3,000klにまでなっています。

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今年の6月にも醸造所を訪れましたが、たった4ヶ月の間にさらに拡張が進み、スタッフも増えていました。

後継者も若いですし、これからが実に楽しみな醸造所です。

トロワ・フールケ(Trois Fourquets)醸造所のページはこちら

 

■ルプルス(Lupulus)について

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この醸造所のメイン銘柄「ルプルス」にはこんな物語があります。

かつて醸造所がある地域にはオオカミが住んでいました。
彼らはホップで有名なスロベニアから来た、と伝えられています。

もともと、ホップの毬花はオオカミの顔の形に似ていることから、ラテン語で「Small Hunble Wolf」を意味する、「Humulus Lupulus(フムルス・ルプルス)」という学名が付けられました。

そのためここで造られるビールには、その名にちなんだ「ルプルス」、ラベルには「オオカミ」が使われているのです。

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当初、アシュフ醸造所が醸造するビールが750mlボトルにのみ瓶詰めされていたように、基本的にはすべて750mlのボトルに詰められています。(現在、Hoperaのみ330ml瓶)
いずれのビールもその名前の由来どおり、ホップの特徴を活かした素晴らしいビールたちです。

フラッグシップのブロンドはもちろんですが、唯一330mlに詰められている、オペラはかなり素晴らしい味わい。
ドライホッピングを行ったペールエールタイプ。
これはぜひ飲んでいただきたいです。

また季節限定ビールとして、冬眠を意味するイベルナテュス(これまためちゃくちゃ美味しいです・・)、そしてブロンドにドライホッピングを行ったマグナム2017も。

またそれぞれの商品についても順次ご紹介していきますね。

ルプルス(Lupulus)の商品ページはこちら

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獺祭で世界的に有名になった、山口県岩国市の旭酒造さん現場見学会に参加してきました。
所属している会のメンバーが全国から集まり、総勢20名での訪問となりました。

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新岩国駅からバスで40分ほどの山の中に蔵はありました。
このあたりは半径1km以内で300人も住んでいないそうです。

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そんなのどかな風景の中に突如現れる12階建ての旭酒造本社工場。
昨年、30億円を投資して建てられたそうです。
この中で獺祭は造られています。

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約1ヶ月前に桜井博志氏から社長を受け継いだばかりの、桜井一宏新社長にお話を伺いました。
かつて地ビール事業に参入したが失敗、杜氏まで辞めてしまい、破綻寸前だった会社がどのように今の規模まで成長できたのか、というお話をお聞きしました。

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社長のプレゼンテーションの後、いよいよ見学スタート。

まず洗米。
一日5トンの洗米を行うそうですが、誤差を少なくするため、15kgという小さな単位で行われています。

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精米されたお米。

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精米歩合はなんと19%。

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昔ながらの和釜もありますが、それだけでは追いつかないため連続蒸米機も併用しています。

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蒸しあがった米が放冷機で冷まされて出てきます。

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製麹室。
扉の向こうには大きな製麹(せいきく)機があるのかと思っていましたが、まさかの「たくさんの床(とこ)」でした。
現代的な麹室という感じで、若いスタッフの皆さんが交互に床揉みの作業を行っていました。
さすがに上半身裸ではありません。

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仕込室。
こちらも驚きの光景でした。
20klくらいの巨大な発酵タンクがドーンと鎮座しているのかと思ったら、酒母タンク大の小さなタンクが部屋中に整然と並べられていました。

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ここには3klのタンクが200本あり、一日4本ずつ仕込みを行っているそうです。
コンピュータ制御ではなく、すべてが毎日、人の目でチェックされています。

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品質管理。
すべてのタンクのデータが壁に張り出されており、いつでも誰でも見られるようになっています。

・・・

これで見学は終了。
もともと大手日本酒メーカーに勤めていた私は、きっとそれより進化した設備が整っているのだ、と思い込んでいましたが、実はそうではありませんでした。

社長のプレゼンテーションの中で、

「大手的な効率志向でもない、職人の神秘を期待するのでもない、独自の方向へ。」

という印象的な言葉がありましたが、まさにそれを実感するような製造行程になっていました。

・これまで杜氏が担ってきた仕事を社員がやるようになり、「過程(酒造り)」と「結果(味やお客様の反応など)」とのつながりがあきらかになってきた。
・もともとあった大きなタンクをすべて小さくすることで、誤差やミスを最小限にすることができるようになった。
・社員が何度も仕込みを行うことで社内にノウハウを蓄積していった。

現在は108名の製造スタッフが四季醸造を行っているそうです。

このような他に類を見ない独自の進化を遂げた結果、今の成長があるのだ、と実感しました。

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最後に桜井社長とご一緒した皆さんで記念撮影。
後ろに見える素敵な建物は本社工場のすぐ前にある、獺祭直販所です。

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今回の手配をしてくださったjizake.comの佐野さん、OSMCの森本さん、当日深夜までご一緒くださった皆さま、どうもありがとうございました。
そして桜井社長をはじめ、旭酒造の皆さま、どうもありがとうございました!

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