2007.03.05

2日目その2:デ・ライク醸造所

■デ・ライク醸造所へ

スラッフムールダー醸造所を出て、近くのレストランで昼食。
おいしいパスタをいただいた。
午後2時頃レストランを出て、40分ほどでデ・ライク醸造所に到着。

まずはアンさんともろもろの打ち合わせ。
その後、新たに導入したという瓶詰め機のラインを見学させてもらった。

IMG_5876

じつはこれまで瓶詰めは手作業によるもので不安定なものもあったが、今回イタリアから新しい機械を導入。
200mlから1500mlまでの容量の瓶詰めを行うことができる。

IMG_5878

ふと横を見ると、なんと日本(当社)向けの貨物でした。

IMG_5887

まもなく出港予定。

IMG_5882

今回の瓶詰め機では、まず瓶の空気を抜き、二酸化炭素を入れ、今度は酸素と二酸化炭素を抜き、最後に再び二酸化炭素を入れるという念の入れ様。

気圧も通常より高めにしてそこにビールを詰めていく。
打栓の前にはノズルから90℃の熱湯を吹きかけ瞬間的に泡を立て、ほんの少し残った空気までも取り除くことができるようになっている。
水分が入らないか心配になって聞いてみたところ、まったくその心配は無いそうだ。
これで少しでもビールが酸化するのを防ぐことができる。

IMG_5885

ラベル貼り機。
表、裏、肩の3ヶ所に貼ることができる。
1回で約9,000本の瓶詰めが可能。

IMG_5886

最後にアンさんたちと。

いろいろ話をしているうちにあっという間に3時間が過ぎた。
今夜はVさんのお宅で夕食をお世話になる予定だったので、5時40分頃出発、6時過ぎにはVさんのお宅に到着した。
広くて、暖炉や庭のある典型的なベルギーのお宅で、日本人にはとてもうらやましい。

しばらくするとご主人が帰宅。
3人の子供たちと6人でにぎやかな食事が始まった。
メニューは、オニオンスープ、牛肉のカルボナード(ウェストマールで煮込んでくださったそうです)、ポテト、リンゴパイなど。
数日前にVさんが何気なく「何か食べたいものある?」と聞いてくださったものがそのまま出てきて感激。
わざわざ私のために用意していただいたようだった。
楽しそうな子供たちはうちの子と同世代。無邪気で本当にかわいい。

にぎやかな食事も終わり、Vさんに宿まで送ってもらう。
部屋の無線LANの調子がおかしいので、奥さんに相談。
「もしよければ家でやってもいいわよ。」とのことで、なんと自宅にまで入れていただいた。
どうもパワー不足のようだ。

  9回目:2007年3月1日~3月10日

共有・シェア

コメント投稿

必須
必須
任意
必須
必須

CAPTCHA


 


TOP