2006.11.07
6日目:デ・モール蒸留所、デ・ライク醸造所
■デ・モール蒸留所へ
6時頃起床。
早めに食事を済ませた後、8時過ぎにはロビーに下りた。
皆さんが帰国するため、昨夜は空港に近い”Courtyard by Marriott Brussels”というホテルに泊まっていた。
ここで皆さんにはあと3日間自分だけベルギーに残ることを告げてお一人お一人にご挨拶。
午前9時頃、皆さんが乗ったバスを見送った。
昼頃までは時間が空いていたので溜まっていたメールのチェック、会社や自宅への電話など、有意義な時間を過ごすことができた。
午後2時頃、デ・モール蒸留所へ。
前回訪れたあと分からなかったことなど、もう一度当主のパトリック・ヴァン・スカンデヴェイル氏に解説してもらった。
アランビックと呼ばれる小規模の蒸留システム。
樽で熟成されるものもある。
ここデ・モール醸造所は、原材料の穀物の準備から最終製品化までを自分で行なう伝統的手作り蒸留所。
「好きだからこそやっている」というパトリック氏の情熱が伝わってきた。
詳しくはこちらを。
■デ・ライク醸造所へ
デ・モール蒸留所を出発した後、それほど遠くない場所にあるデ・ライク醸造所へ。
午後5時の約束だったが40分ほど遅刻して到着。
いつものようにオーナーのアン氏が出迎えてくれた。
写真のスペシャル・デ・ライクは2006年にシカゴで行なわれたワールド・ビアカップ2006の「ベルギー・フランススタイルのエール」部門で銅賞を獲得している。
ワールド・ビアカップ受賞仕様のグラスも用意されていた。
こちらは新しいブランド、”Gouden Arend”。
“Gouden Arend”はもともとこの醸造所の名前でもあったが、アン氏の曽祖父がドイツで修行した醸造所に由来して付けられた名前だったため、第一次世界大戦以降は使われていなかった。
それをこのたびブランドとして復活させることになったのだ。
いろいろな話をしたあと、地元ヘルゼールの町のレストランで一緒に食事。(といっても車で1分くらい)
ここではもちろんスペシャル・デ・ライク、そしてクリスマス・ペールエールなどを会話とともに楽しんだ。
■初めてのB&B
この日の宿はベルギーでも初体験のB&B。
“De Volle Maan(やぎの牧場)”という名前の宿で、本当にやぎの牧場とチーズ工場の中にあるかわいい建物だった。
一人で泊まるのはもったいないくらい広くてかわいい部屋だった。
(というか本当はあまりにも静かで怖かった・笑)