2004.10.15
5日目その1:デュベル・モルトガット醸造所
午前8時30分頃ホテルを出発。
今日は最後の醸造所訪問となる、デュベル・モルトガット醸造所へ向かう。
タクシーで1時間ほどかかるので、車の中で栗田さんからいろいろお話を伺うことができた。
9時30分頃、醸造所到着。
前回は3年前に来たのだが、そのときと全然違っていた。
入り口も別の場所で、とてもしゃれた新しい建物が建っていた。
入り口を中から見たところ
今回はアントワープの大学生と一緒ということで、一緒にビデオを見ながら醸造所の歴史などのビデオを見た。
案内は前回と同じブリジットさんだった。
発酵の仕組みや、ビールの原料についての説明があった後、醸造所内の見学へ。
(※ここからは前回とほぼ同じですので文章はこちらをご覧ください)
⇒店主のベルギー訪問記その3 第5日目その2 デュベル・モルトガット醸造所へ
old-timer
前回帰国後おじさん顔のデザインのグラスが輸入され、お客様から「あのおじさんは誰だ?」という質問が相次いだので、当時の担当者ヴァンフォート氏に尋ねたところ、そのおじさんの正体はこのold-timerの後ろに描かれている絵だった。old-timer、いまだ健在。
横向きに並ぶ熟成タンク
相変わらず良く見てみると気持ち悪い。
水や原料の通り道
見学者にもわかりやすくシールが貼られている。
若ビール試飲
すでにデュベルの味わいの基礎が感じられる。
アントワープの大学生たち
この中で日本人の今井君を発見!
VEDETT
デュベル・モルトガットが若者向けに新しく開発したビール。
とても流行っていて、ブリュッセルでも直営のカフェをいくつか見かけた。
消費者の写真が貼られているのも特徴。
何かわからないけど可愛い
このあと工場内の見学者用カフェへ。
ここで前回同様、デュベルのおいしい注ぎ方を習う。
今回はおじさんでなく、スーザンさんという女性。
注ぎ方の説明
ここでちょうど先ほどの学生今井君と隣同士になったので、現地の情報をいろいろ聞いてみた。
学生たちはアントワープの大学だが、半数以上はベルギー人ではないそうだ。
若者はやはりピルスナーを好み、時にはホワイトビールなども飲むとのこと。
ただレフなど、色の濃いビールにも興味はあるようだった。
これからはじゃんじゃんベルギービールを飲んで、帰国したら当店でビールを買うように説得(笑)しておいた。
なんとベルギーに来てから日本人に会うのは初めてだそうだ。
デュベル、マレッツ、ヴェデットとひととおり試飲を済ませた後は、デュベルグッズを購入。
前回は案内されなかったが、奥にグッズを売っている場所がちゃんとあったようだ。
セーター、エプロン、Tシャツとかなり買い込んでしまった。
この後、先ほどはコースに無かった仕込み室を特別に見学させてもらった後、醸造所を出発した。