2006.11.03
2日目その1:デュベル・モルトガット醸造所
■ラーケン王宮~アトミウム
時差ぼけのせいか5時過ぎには目が覚めてしまい、そのまま起きた。
7時には朝食へ。
昨日3名の方のスーツケースがまだ届いていなかったのだが、その後も結局届かなかったそうで心配だ。
8時20分ロビー集合。
寝過ごした方があって時間に余裕ができたので実家に電話。
今日日本は祝日で会社も休みなので安心だ。
人数の割にはゆったりの大型バス
8時50分バスで出発。
デュベル・モルトガット醸造所に向かう途中、ラーケン王宮の辺りを通過。
ヴァレリーさんから建物についてなどの説明があった。
国王、王妃が住まわれるラーケン王宮。なかには王立の温室庭園もあるそうだ。
レオポルド2世がパリ万国博覧会から運んできたという、日本館、中国館。五重塔があるのが日本館。
アトミウム
プラタナスの並木道を走りながらバスは9時20分、アトミウム近くへ。
せっかくなので記念撮影でも、ということでバスを止めてもらった。
アトミウムは9個の大きな球体で作られた巨大なモニュメント。1958年の万博のために造られたものだ。
後方にはサッカーのベルギー・ナショナルチームの競技場もあるそうだ。
これまでは、(わざわざ見に行くほどでもないな)と思ってなかなかこられなかったのでちょうど良かった。
■デュベル・モルトガット醸造所
9時50分、デュベル・モルトガット醸造所到着。
ここに来るのはこれで3回目だ。
ガヴィーさんのお宅
10分早いからなのか、事務所には誰もおらず、門は閉ざされたまま。
すぐ向かいにある、醸造所の先代の奥さんの自宅などを見ながら待つ。
83歳となる現在でも1日に3本のデュベルは欠かさないそうだ。さすが。
熟成タンク
10時過ぎにスポーツカーに乗って颯爽と現れたのはいつも案内してくださるブリジットさん。
いつもの部屋に入ると、取締役のダニエルさんも現れた。
じつはダニエルさんは昨年の愛知万博の際に、ミシェル・モルトガット社長と当店を来店された方。
ダニエルさんの挨拶の後、醸造所の歴史などのビデオを見た。
その後質疑応答。
新しい話題としては、
・現在日本への出荷はオランダ、フランス、アメリカ等に次いで第5位。
・来年、新しいビジターセンターを建設予定
・来年、仕込みタンクを増設
などがあった。
最近ではワロン地方のダシュッフ醸造所を傘下に収めるなど、ベルギーのスペシャルビールのトップメーカーとして勢いに乗っているようだった。
発酵タンク
残念ながらちょうど今の時期は年に1回、2週間のオーバーホールの時期で醸造は行なわれていないとのことだったが、とりあえず醸造所内の見学。
(⇒店主のベルギー訪問記その3 第5日目その2 参照)
瓶詰ライン
道具入れにもDuvelのロゴ
こちらは温かい瓶熟倉庫
こちらは冷たい瓶熟倉庫
デュベルのトラック
見学者用のカフェ
ひととおり見学が終わったあとは工場内の見学者用カフェへ。
ここでいつもと同様、デュベルのおいしい注ぎ方を習う。
カウンター
ロゴの印刷がずれています
グッズのショーウィンドウ
デュベルのほかにも日本には輸出されていないBel Pils、Vedetteを楽しんだ後、建物内のショップでTシャツ、栓抜きなどお土産をどっさり購入して午後1時頃醸造所を出発した。
ブレーンドンク・ストラートの看板
シー、、、ここでデュベルが眠っています