2009.11.23
3日目その3:シメイ~試飲編
そしてお楽しみのティスティング。
ここでは特別に1999年ヴィンテージのシメイ グランド・レゼルヴ750mlが開けられることに。
それぞれのグラスにシメイを注ぐファブリス氏。
すでに10年経過しているにもかかわらず枯れた感じはほとんど無い。
マデラ、ポートのような深みのある味わいで苦味もしっかりとあり、まだまだ熟成できそうな感じだ。
そして次に出てきたのが、シメイ・ドレー、通称ブラック。
あちこちで「わーっ!」と歓声が上がった。
このビールは修道院と、近隣のカフェでのみ飲まれているもの。
正規の流通ルートには決して乗らないものだ。
色は明るいアンバー。
シメイ・レッドと同じレシピによって作られているが、コリアンダーが加えられており、軽いタイプに仕上がっている。
柑橘系の香りがさわやかでバランスよく軽やかな味わい。
ティスティングルーム。
ここでは毎日シメイビールのティスティングが行われている。
お昼もかなり回っていたので昼食会場に移動。
修道院からすぐのところにある、ferme des 4 saison。
ここでは、シメイ赤白青の750ml瓶が飲み放題。
それに、グラン・クラシック、グランクリュ、ヴュー・シメイ、ア・ラ・ビエール、ラ・ポットプレの5種類のシメイチーズも。
3種類すべてを飲み比べ。
シメイビールとチーズやお料理とのマリアージュを楽しみます。
最後はシメイ・グルメグラスに入ったこんなデザートが。
楽しい時間はあっという間に過ぎて行き、午後4時にはお別れ。
午後6時半頃ブリュッセルに戻った。
私以外の皆さんにとっては最初のグランプラス。
クリスマス用のイルミネーションで飾られている。
昨日の樅ノ木にも電飾が付けられ始めていた。
アドベントといわれるクリスマスイブまでの約四週間には、さまざまなクリスマスのイベントが行われるそうだ。
少しだけ自由時間があったので、ここで皆さんはお買い物。
写真は昨日も来たBier Tempel。
ここで持ち帰れないほどのビールグラスを購入されたコレクターの女性がいてびっくり。
再集合の後、こちらも昨日来てしまったシェ・レオン。
またもやムール貝をたらふくいただく。
ここでは、ベルギーで「欧和」というビールを醸造している今井さんと合流。
解散した後、今井さんも一緒にデリリウム・カフェへ。
ものすごく流行っていて地下も1階も満席だったが、最近増設したという2階のスペースになんとか座ることができた。
自ら「欧和」を注いでくれる今井さん。
この後11時半頃にはホテルに戻り、午前1時頃就寝。
中身の濃い一日だった。