ブリュノー醸造所

１８９０年、アラール家が現在のブリュノォ村ギニに、サン・ジョセフ醸造所を設立。
１９９２年に、ヴァルスキャルト・ドュジャルダン家に引き取られました。
一家は醸造所を会社組織にし、ブリュノォ村ロンジに近代的な醸造所を建設し、ブリュノォ醸造所と名付けました。
現在はマルク・アントワーヌ氏に継承されている。

ブリュノォ醸造所は、２００１年、トゥルネーの司教区とベルギービール醸造所組合（BB）より、「アベイ・ドゥ・サンマルタンビール」の醸造再開の許可を得、醸造を開始しました。

１０９４年にオドン神父によってトゥルネーに設立されたベネディクト会のサン・マルタン修道院は、フランス革命の際に破壊されてしまいました。
現在は修道院の一部だけが残り、跡地には市庁舎やミュージアムが建っています。
その跡地から、１０９８～１７９６年にわたって修道院内でビールを造っていた遺跡が発掘されました。

この醸造所は、地下水のきれいな町にあり、水の旨味を最大限に生かして醸造を行っています。
また、ラベルには再生紙を使い、それを貼るためののり、プリント用のインクについてまでも、地下水への影響のないものを使用するほどのこだわりぶりです。