CONTRERAS

コントレラス醸造所

CONTRERAS:Molenstraat 110、9890 Gavere
http://www.contreras.be/

コントレラス醸造所のある町

ゲントの南に位置するガーヴレという村にあります。
ガーヴレの辺りは起伏に富んだ地形のため「フランドルのアルデンヌ」と呼ばれています。
伝統的なフランデレンの村です。

コントレラス醸造所の歴史・特長

コントレラス醸造所は1818年、ヴァレール・ラッテによって創業された小規模醸造所。
もともと伝統的な醸造農家で、夏は農業、冬はビールを仕込んでいました。
夏場には麦芽も生産していました。

創業から2代にわたってレット家の所有でしたが、ゲント近郊にすでに他の醸造所を所有していたルネ・コントレラスが1898年に醸造所を購入し、以降はコントレラス家の所有となっています。(ゲント近郊の醸造所は第一次世界大戦後に廃業)
1920年には従兄弟のマルセルに売却されました。
第二次世界大戦後、ピルスナーを発売すると大人気となり、4代目のマルセルはさまざまな設備投資を行いました。

当時は村にあった60軒ほどのバーに卸していましたが、だんだんバーの軒数が少なくなるにつれてビールの販売量も減っていったため、消費者向けに瓶内二次発酵タイプの新しいビールを開発していくことになりました。

1957年、5代目のウィリーは醸造学校で醸造を学び、1982年にマルセルが亡くなると、後を継いでさらに醸造所を発展させていきました。
2000年からはウィリーの娘アンの夫であるフレデリックが醸造所で働き始め、2005年には正式に4代目(コントレラスとして)の当主となりました。

現在ではピルスナーのほかに、上面発酵タイプのトンネケ、ヴァレールといったシリーズがあり、年間生産量は250klと小規模ながら秀逸な味わいのビールを造り続けています。


◯醸造所の特徴
現在でも醸造するビールの多くが地元で消費される小規模醸造所。
50年前から使用している仕込釜を使って昔ながらの醸造を行っています。

ここでは多くの醸造所で使われなくなった昔ながらの冷却機を今なお使用しています。
この冷却機のパイプは縦に大きく3層に分かれており、その中に水や氷をそれぞれ入れることで最終的な温度を調整しているのです。

上面発酵タイプの場合は上から2層のパイプに地下水を入れ、最終的に22℃まで冷却、下面発酵タイプの場合は、さらに3層目のパイプに氷を入れ、最終的に14℃まで冷却されます。

コントレラス醸造所の概要

醸造所名 CONTRERAS
住所 Molenstraat 110、9890 Gavere
公式サイト http://www.contreras.be/
地域 フランデレン地域  東フランデレン州
代表銘柄 ヴァレール・エクストラ
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