ジラルダン醸造所

1845年創業時には貴族の敷地の中に建てられた自家用醸造所だったそうです。
ジラルダン一族の所有になったのは1882年の事で、ラベルの「1882」はその年を意味しています。
家族だけで小麦を栽培し、冬にはランビックを仕込み、夏にはピルスナーを造っています。

小麦を挽くときには近代的な破砕機と、石の挽臼を使い分けています。
また冷却槽は二箇所に分けて設置されています。
これは温度の違いによって場所が分かれているそうです。

ビール評論家のマイケル・ジャクソン氏の著書にも登場するルイ・ジラルダン氏は、2000年に76才で亡くなり、現在では奥さんのジャクリーヌさん、ポールとジャンの二人の息子、そして一人娘の4人で後を引き継いでいます。