HOEGAARDEN

ヒューガルデン醸造所

HOEGAARDEN:Stoopkenstraat 46 3320 Hoegaarden
http://hoegaarden.com/

ヒューガルデン醸造所のある町

ヒューガルデン醸造所は、ブリュッセルから東へ車で1時間ほどのヒューガルデン村にあります。

ヒューガルデン醸造所の歴史・特長

1318年、すでにビール醸造が行われていた記録が残されています。
1400年代、修道院が創設され、ビール、ワインの醸造が開始されました。
この頃、ベガーデン神父によってホワイト・ビールの醸造が開始。
1500年代には醸造者のギルドが結成されました。

1709年、ヒューガルデン村には12の醸造所がありました。
1890年、人口約2000人に対して過去最大の35の醸造所が出現。
1900年代、二度にわたる世界大戦や、ピルスナー・ビールとの競合、酒税の引き上げなどの理由で、ホワイト・ビールの需要は激減します。
醸造所は13ヶ所に減少し、ビール生産の中心はルーヴェンに移っていきました。
1935年、ホワイト・ビールの醸造所はついに2ヶ所に減少。
1957年には、最後のホワイト・ビール醸造所であるトムシン醸造所が閉鎖されてしまいました。

1965年、ピエール・セリスはホワイト・ビール造りに着手。
醸造所の名前を「デ・クライス(僧院・修道院)」と名づけました。
ホワイト・ビールの噂は口コミで一気に広まり、デ・クライス醸造所は急速に拡大。
年間7,500klを生産し、アメリカへの輸出をしようとしていた矢先の1985年、醸造所が火災で一部焼失してしまいました。
再建のためにインターブルー社の出資を仰ぎ、傘下に入りました。

2004年、インターブルー社はブラジルのアンベヴとの会社統合が完了し、インベヴとなります。
2005年末、リストラの一環としてヒューガルデン醸造所を閉鎖し、インベヴ傘下のジュピレール醸造所で生産すると発表。
労働組合や地元から過激な反対運動が起こりました。
2008年6月、再びヒューガルデン醸造所で醸造されることに決定。
2008年、アメリカのアンハイザー・ブッシュ社を買収し、アンハイザー・ ブッシュ・インベヴとして、生産量世界第1位のビール会社(醸造所グループ)となりました。

ヒューガルデン醸造所の概要

醸造所名 HOEGAARDEN
住所 Stoopkenstraat 46 3320 Hoegaarden
公式サイト http://hoegaarden.com/
地域 フランデレン地域  フラームス・ブラバント州
代表銘柄 ヒューガルデン・ホワイト
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