LIEFMANS

リーフマンス醸造所

LIEFMANS:Aalststraat 200、9700 Oudenaarde
http://www.liefmans.be/nl

リーフマンス醸造所のある町

リーフマンス醸造所のあるオウデナールデはブルッセルから西に車で1時間ほどのところにあります。
オウデナールデの町は中世11世紀頃に大いに栄えた町です。
トゥルネーやコルトレイクからヘントへ向かうスヘルデ運河に沿って、織物業、リネンなどで極めて繁栄した地域。
主に農業が中心で、農閑期にはビールやジュニパーを製造していました。

リーフマンス醸造所の歴史・特長

1679年、リーフマンス一族の息子がAnkerという醸造所の娘と結婚し、醸造所を継承。
1770年、リーフマンス醸造所に改名。
1905年、リーフマンス一族には跡継ぎが無かったため、貴族だったヴァンゲルウェ氏の所有へ。

1924年、現在の場所に移転。
以前は町の中心地にあり、拡大できませんでした。
スヘルデ川がよく氾濫し、土地が安定しなかったため、当初は両方で操業を行っていました。
1931年、移転プロセスが完了。
1939年~1945年、第二次世界大戦中もリーフマンスの釜は無事でした。

1946年、マダム・ローザが社長秘書として入社
1950年からは、ベルギー初の女性ブルーマスターとなり、グーデンバンドの醸造にも携わりました。
彼女がリーフマンス人気の礎を作ったといわれています。
現在のグーデンバンドにはマダム・ローザのサインが入っています。
1971年、社長が死去。その後、経営を引き継ぎました。

1981年、コンゴの金融グループ、Belgolaiseへ。
1986年、モルト製造メーカー、De Wolf Cosynsへ。
1988年、ストラッフェ・ヘンドリック取得。
1991年、リヴァ(1896年創業)グループに統合されました。
同年、マダム・ローザ定年退職(65歳)。

当時は、仕込みをリヴァ醸造所で、発酵、熟成、ブレンド、瓶内発酵をリーフマンス醸造所で行っていたため、品質の低下が問題となっていました。

2002年、デ・スプレンテル氏、醸造所を売却。
ユニブロー社(カナダ)出身者により継承、リーフマンス・ブルワリーズとなり、傘下にリーフマンス醸造所、リヴァ醸造所、ストラッフェ・ヘンドリック醸造所が入っていました。

2007年12月、倒産。
2008年6月、デュベル・モルトガットの傘下に入り、リーフマンス醸造所でで22年間勤めた、Marc Coessens氏が所長に。

リーフマンス醸造所の概要

醸造所名 LIEFMANS
住所 Aalststraat 200、9700 Oudenaarde
公式サイト http://www.liefmans.be/nl
地域 フランデレン地域  東フランデレン州
代表銘柄 リーフマンス・オン ザ ロック、リーフマンス・グーデンバンド
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