レッド・ビールとは

レッド・ビールレッド・ビールとは、主に西フランデレン州で造られるさわやかな酸味が特徴のビール。
赤大麦を麦芽にして仕込むため、赤茶色のビールに仕上がる。
代表的な醸造所、ローデンバッハではビールを上面発酵で発酵させた後、オークの樽で2年間熟成させる。
その間に乳酸菌などによって微生物学的な反応が行われるほか、木の樽に付着しているタンニンやカラメルがビールの味や色に影響を与える。

レッド・ビールの概要・人気の銘柄

名称 レッド・ビール (Red Beer)
発祥国 ベルギー王国
主な原料
ネット通販 購入可。レッド・ビール 商品一覧
代表的な銘柄 ドゥシャス デ ブルゴーニュ 330ml ¥638
ローデンバッハ・クラシック 250ml ¥550
ローデンバッハ・グランクリュ 330ml ¥814
価格は執筆時点での当店販売価格です。
作り方 下記参照
主要産地 下記参照
歴史 下記参照

ドゥシャス デ ブルゴーニュ 330ml ¥638

「ドゥシャス デ ブルゴーニュ」は、フランス語で「ブルゴーニュ公国の侯爵夫人」という意味。ブルージュで生まれたブルゴーニュ公シャルル突進公の娘マリーにちなんだ名前で、ラベルにはその肖像が描かれています。

レッド・ビールの作り方

レッド・ビールの作り方

一次発酵は約1週間、二次発酵は金属のタンクで約4~5週間。熟成(三次発酵)ではオーク樽に移し18ヶ月~2年以上熟成させます。

レッド・ビールの主要産地

レッド・ビールの主要産地

主に西フランデレン州で造られる。

レッド・ビールの歴史

レッド・ビールの歴史

代表的な醸造所、ローデンバッハの歴史

西暦 歴史
1740年代後半 フェルディナンド・ローデンバッハ(1714-1783)が軍医としてルーセラーレに。
ヨハンナ・ヴァン・デン・ボッシュ(Johanna Van Den Bossche)と結婚。
1750年 フェルディナンドは軍を離れ、妻と4人の子供を連れて町医者として定住。
ピエテル・フェルディナンド(1759-1820)は、飲料税の徴収官、商人、医師として活躍し、妻アンナ・マリーとの間に7人の子どもを儲けた。
1821年 フェルディナンド・グリゴール(Ferdinand Gregoor)、アレクサンダー(Alexander)、コンスタンティン(Constantijn)、ペドロ(Pedro)の4人の兄弟が、ある小さな地ビール醸造所(シント・ゲオルゲ=セント・ジョージ)に投資したのが始まり。
1836年 4男ペドロが妻、レジナ・ワウテルスとともに醸造所の経営を握る(創業年)。
妻は夫が軍隊にいて家を離れている間、醸造所を切り盛りした。
ペドロの息子エドワルトの推進力のもと、醸造所は近代化され、さらに拡張。
1878年 エドワルトの息子、エージェーンが醸造所の当主となる。
彼はイギリス南部で「ポータースタイル」のビール造りを学び、ローデンバッハ醸造所のブレンド技術や木製樽で熟成させる技術の礎を築いた。
エージェーンは、ローデンバッハの開発者と広く称されている。
1998年 パルム醸造所グループの傘下に。

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