2004.10.11
1日目:コペンハーゲン経由でブリュッセルへ
出発の朝は午前5時起床、2年半ぶりのベルギー行きのせいかすぐに目が覚める。
7時20分名古屋発成田行きのANAは40分も遅れ、成田での集合に間に合うか朝からハラハラする。
9時20分、成田空港で同行の方たちと合流。
全部で7名だと思っていたが実は3名だということを初めて知らされた。
が、もちろん人数は少ないほうが好都合。3人とも初対面だったが皆さんとてもよさそうな方たちだったので一安心。軽くお茶を飲んで、さあ出向審査というところでいきなり引っかかった。
ホテルの部屋で飲むベルギービールのためにとソムリエナイフを用意していたのだが、うっかり手荷物の方に入れてしまっていた。「いったん外に出てカウンターで交渉してください」との事だったが、時間も迫っていたので空港内の売店から宅配便で送り返し、急いで出国審査へ向かった。
いよいよ出国。今回は初めてのスカンジナビア航空SK984便。
30分ほど遅れて12時15分に離陸した。これからデンマークのコペンハーゲンまで12時間近くの長旅の始まりだ。
SAS(スカンジナビア航空)といえばいつもブリュッセルで泊まっているラディッソンSASでなんとなく親しみはあったが乗るのは初めて。機材は新しくてなかなか良い感じ、もちろんエコノミーだが各座席にはテレビ画面が付いていた。これで映画などのほかに飛行中の前方、下方の映像がリアルタイムに見ることができ、とてもよかった。
座席もリクエストしたおかげで最後方3列席の通路側に、しかも残り2席は空席というラッキーな状態で悠々と座っていくことができた。
機内ではもちろんビールを注文。スカンジナビアの航空会社なので積んでいたのはカールスバーグとツボルグだけだった。さっそくヨーロッパ気分に浸ってみる。
飛行中は映画を2本、読書、あとはパソコンを持参していたので残っていた仕事など片付けながら過ごした。
午後4時(ここから現地時刻です)コペンハーゲン空港到着。
なんとここでの待ち時間は3時間以上、余計に疲れがたまってくる。
ビールでも飲むしかない、ということでいろいろ物色するが、やはりカールスバーグとツボルグしかないようだった。ここでは「カールスバーグ・スペシャル」というアンバーのビールを注文。あまりおいしくないのに750mlも入ったグラスで少々苦労して飲んだ。
午後7時50分コペンハーゲン出発。いよいよベルギーだ。
ベルギーに差しかかった辺りから、高速道路に美しくライトが灯っているのがわかる。
午後9時10分ブリュッセル空港到着。
どうも見慣れないところに降りたと思ったら、新しいターミナルができたようで長い長い距離を歩かされた。もう閉まってはいるが、歩いているとところどころにベルギービールのカフェがある。いよいよベルギーに来たんだな、という実感が沸いてきた。
出口ではガイドさんが迎えに来てくれており、そのまま車でホテルのあるブリュッセル市内へ。
今回のホテルは”ジョリー・ホテル・ドゥ・グラン・サブロン”、名前の通り、グラン・サブロン広場の一角にあるホテルで、グランプラスや王立美術館も徒歩圏内。しかも綺麗なホテルだったので一安心。
結局部屋に入ったのは午後10時30分頃でとても疲れていたのだが、まずはネット接続をしなければと思い悪戦苦闘。ダイヤルアップを試みるがどうもうまく行かない。ところが途中でホテルの無線LANがあることに気がついた。でもどうやら専用のネットワークキーが必要みたい。
さっそくフロントに電話するとすぐに教えてくれた。入力すると見事接続完了!
初めての海外接続がこれで成功した。うれしくなって夜中の1時過ぎまでパソコンを触っていた。