2006.07.12
番外編その3 ようこそ日本へ!
■再び神戸へ
10日に続いていよいよ今日はデバンニング(コンテナから貨物を取り出すこと)ということで、今度はまた通関業者さんに大変ご無理をお願いしてその様子を見せてもらうことになりました。
今回もJR住吉駅に午後1時集合。
まずは御影にある通関業者さんの会社へ向かいました。
ここで通関についての説明など、とても分かりやすく教えていただきました。
なんと通関業者さんのご厚意により、今回はコンテナヤードにコンテナを取りに行くトラクターの助手席の乗せていただく、という嬉しい計らいまでしていただきました。
時間になったのでまず車でコンテナヤードの入り口まで連れて行っていただき、そこでトラクターに乗り換えます。
場口で機械を操作します
トラクターでコンテナヤードの中へ。
目当てのコンテナの場所まで移動します。
コンテナを積む場所に移動
止まったかな、と思うとグラグラっとトラクターが揺れます。
コンテナがシャーシに積まれた瞬間
あっという間にシャーシ(台車)の上にコンテナが積まれていました。
慌てて窓から身を乗り出してシャッターをきります。
ここでチェックを受けます
積み終わった後、出口前にある検査場へ。
ここでは正しくコンテナが積まれているかどうかチェックします。
六甲アイランドを出ます
チェックはもちろん合格。
六甲アイランドを後にします。
10分ほどで御影の保税倉庫へ。
ハパックロイドのコンテナってカッコイイですね!
これがリーファーコンテナの証し。
ちゃんとエアコンがついていました。
バックで倉庫につけます。
倉庫スタッフの皆さんがコンテナの扉に結えられた留め金を外そうとします。
ここで倉庫の女性事務員の方が走ってきて、慌てた様子で、
「ちょっと待って!その荷物は荷主さんが来てから開けてください!」
といいます。
私がコンテナを開けるところをちゃんと見ることができるように、女性の事務員の方にまで徹底していただいたのです。本当に感謝感激でした。
そしてあらためて、、、いよいよコンテナご開帳です!
パチンッ!ギィイイイイ。。。
開いた!!!
急いでコンテナナンバーの書いてある留め金をポケットにしまいます。
すぐにコンテナに近づいてみました。
ふわーっと冷気とともに、懐かしいベルギービールたちが姿を現します。
ようこそ日本へ!長旅お疲れさま!
心の中でそう言いました。
醸造所から、木屋へ。
当たり前の張り紙ですが、こんなものでも嬉しいのです。
この張り紙は、メーカー直輸入の証しです。
ベルギービールたちはパレットに積まれ、倉庫に入ります。
数がちゃんとあっているか検品が行なわれます。
スペシャル・デ・ライク、お疲れさま!
今回はベルギーのジン(ジュネヴァ)もやってきました。お疲れさま!
倉庫から六甲山
こうして無事日本に到着したベルギービールたちとの再会を果たすことができました。
こんな私のわがままにお付き合いくださった、K社の皆様、H社のT様、O社の皆様、N社の皆様、大変お世話になりました。
今回のことは一生忘れません!
本当に本当にどうもありがとうございました。