2006.11.02
1日目:コペンハーゲン経由でブリュッセルへ
■前半はツアー、後半は単独
8ヶ月ぶりの渡白となる今回は、前半がツアー、後半が単独行動という、ちょっと変則的な旅となる。
直前に横浜ビアフェスがあったりしてほとんど準備ができないままの出発となってしまったが、ここのところ続けてベルギーに行っていたので荷物はおそらく万全のはず。
(※今回、日本人の方のお名前はイニシャルにしました)
■セントレアから成田へ
朝5時過ぎに起床。
最寄の駅まで嫁さんと息子に車で送ってもらい、5時55分の電車に乗った。
セントレアから成田の便に乗ろうと思うとこれしかないのがつらい。
到着までの事を考えると、次回からは前泊しても良いかもしれない、と思った。
6時44分にセントレア到着。
連休前だからか、空港内はものすごく混雑していた。
荷物を預けるのも、セキュリティチェックもかなり並ぶことになってしまい、搭乗がぎりぎりになってしまった。
7時50分になんとか搭乗、8時15分離陸。
朝が早かったので機内ではずっと寝ていた。
9時15分成田空港到着。
今回は成田発のツアーのため、面倒だがここで一度荷物をピックアップ。
集合までにはかなり時間があったので、第1ターミナル内のレストランで朝食を取ることにした。
■成田空港で
10時30分、第1ターミナル南ウィングに集合。
今回お世話になるK社の皆さんがすでに来られていた。
初対面の方ばかりだったのでさっそく名刺交換。
そうしていると、見たことのある方がこちらに向かってきた。
実は以前に当店にも着ていただいたことのある、日本を代表するソムリエKさんだとすぐに分かったので、近寄ってご挨拶。
なんと同じツアーに参加されるということだった。
旅の間、いろいろ教えていただける、と思うと心強かった。
徐々に参加される方々が集ってきた。
今回参加するメンバーは、 K社の方が4名、ソムリエのKさん、そして私を含む8名の合計13名ということが分かった。
ここで旅行会社の方からツアーに関する説明。
旅程や部屋割りに関するお知らせがあった。
ただ搭乗予定の飛行機が大幅に遅れているらしく、一旦解散することに。
ここで改めてチケットの座席を見てみると、真ん中の列のこれまた中央の席になっていた。
小便の近い私としてはかなり困った座席だったので、今回利用するSAS(スカンジナビア航空)のカウンターに行って、通路側の座席に変更してもらった。 (勝手なことしてすいません)
T.E.Iラウンジ内
それでもまだ1時間以上時間があったので、中央ビルにあるカードラウンジへ。
前回利用したClubANAのラウンジとは雲泥の差だったが、休憩するには充分。
残念ながら無線LANは完備されていなかったが、持参していたエッジでネット接続。
メールチェックなどひととおり済ませて午後1時頃ラウンジを出た。
■成田からコペンハーゲンへ
ゲート37
午後1時20分、ゲート37、ちょっとした菓子など買って1時40分に搭乗。
座席は中央25C、隣は空席でとてもラッキーだった。
午後2時20分、離陸。
最初のドリンクサービスではもちろんビール。
SASなのでカールスバーグかツボルグの選択だが、黙っているとカールスバーグが配られる。
あまり好きなビールでは無いが、まあそれもよし。
ビールを飲みながら、今回宿題で持参していた「ベルギービール大全」の原稿のチェックを始めた。
ところがまもなく食事になったため中断、食事が終わると今度は照明が暗くなってしまった。
映画を観たり、iPodを聴いたりして時間を過ごした。
本当はすごく眠かったが、結局なかなか眠れなかった。
現地時刻午後5時20分、コペンハーゲン空港到着。
飛行機は遅れていたものの、乗り継ぎの飛行機は同じだったため、とてもタイトな乗り継ぎになってしまった。
セキュリティチェック、パスポートコントロールと進んで、 大急ぎでゲートに向かった。
コペンハーゲン空港では大急ぎ
何とか乗り込んだものの、今度は機材にトラブルが発生したようで、CAさんに尋ねても離陸の時間は分からない、とのこと。
座席に座ったまま45分ほどが過ぎ、結局午後6時50分に離陸。
午後7時50分にようやくブリュッセル空港に到着した。
乗り継ぎがかなりタイトだったので荷物が積まれているかどうかが心配だったが、バゲージクレームでは待っても待っても荷物が出てこない。
一縷の望みをかけて待っていたが、非情にも終了のサインが出てしまった。
仕方が無いので全員でカウンターへ。
ここに来るのは実は5年ぶり、、、嫌な思い出のある場所だ。(店主のベルギー訪問記>>その3>>第1日目参照)
ここでは英語の堪能なK社のTさんやソムリエのKさんが中心となって、カウンターの事務員と交渉。
途中からは現地で待ってくれていたハンス氏とも合流。
最終的には本日中にホテルに荷物を届けてもらうことで決着した。
空港の外に出て、今回ガイドや通訳としてお世話になるヴァレリーさんと合流。
皆で記念撮影したあと、新車の大型バスに乗ってホテルに向かった。
今回宿泊するのは、以前にも泊まったことのある、Jolly Hotel du Grand Sablon。
ヴィタメールやピエール・マルコリーニなどのお店がある、グラン・サブロン広場に面した綺麗なホテル。
グラン・サブロン広場
ホテルに到着後、どうせ荷物もないですし、、、ということでそのままチェックインせずにカフェに行くことになった。
こちらも広場に面したカフェ・レフ。
ここでヒューガルデンやレフなどを飲んで、食べきれないほどの量の食事を皆で食べた。
グラン・サブロン広場に面したカフェ・レフ
ホテルは相部屋で私は大阪の酒屋さんUさんと同室だった。
年齢は私の親くらいの方だが、とても明るく紳士的な方だったので、これから先の旅も安心だと感じた。
この日は疲れもピークで、ぐっすり眠ることができた。